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アンラーニングとは?意味や活用方法を解説!

2022.06.20

VUCAと呼ばれる変化の激しい現代において、「アンラーニング」という学習方法が注目を集めています。
どのような環境でも、安定した高いパフォーマンスを発揮するために、「アンラーニング」を活用してみましょう。そのために今回は、「アンラーニング」の意味や実践方法を詳しくご紹介します。

アンラーニングとは

アンラーニングとは、その名から連想できる通り、「学習棄却」「学びほぐし」という意味です。
決して、「学ばない」ということではなく、これまでに習得した知識や価値観を捨て、新たに学び直すことを指します。
変化の激しい現代において、様々な事態に対応するためには、今まで培ってきた知識だけで対応することは難しいです。

つまり、これまで学習した知識はこれからの時代必ず活用できるとは限らないのです。そのため、現在持っている知識や価値観を「認識」したうえで、これらを取捨選択し、これからも使用できるであろう知識をさらに磨くこと、新たに必要な知識を蓄えることを「アンラーニング」というのです。

アンラーニングのメリット

組織の業務効率が向上する

アンラーニングを行うことで、これまでの業務フローを見直すことができます。
必要なフロー、不要なフローを取捨選択し、見直し、改善することで業務効率を向上させることができるでしょう。

ただし、ここで注意しなければならにことは、新しい業務フローに慣れるまでに時間がかかる可能性がるということです。

人間の特性上、これまでの習慣を急に変えることは難しいです。そのため、慣れるまでに挫折し、結果これまで通りの業務フローに戻ってしまうというケースは多々あります。改善後のフローに慣れることができれば、業務効率は上がりますので、それまでは継続して取り組むことを心がけましょう。

突然の事態に対応できる

アンラーニングへ積極的に取り組むことで、取捨選択の癖がつき、物事に対しての判断力が高まります。そのため、急な出来事に対して、柔軟に対応することが可能です。

ここでの注意点は周囲がサポートすることです。取捨選択を決断する際、一人きりで行うと判断することは難しいですし、選択を間違う可能性もあります、正しい選択をするために、周囲の人も意見を出し合いながら選択することが重要です。

アンラーニングへの取り組み方

現状把握

アンラーニングにおいてまず重要なのは、現状を把握することです。

自身あるいは組織が取り組んでいる業務を把握すること、また今後、自身にどのようなスキルが必要になるのか把握します。それらを把握するためには、日ごろから自身の業務を振り返り、内製する習慣をつけておくとよいでしょう。

取捨選択

現状を把握することができたら、その中から必要な事柄と不要な事柄に分けてみましょう。
その際に不要とされた事柄は思い切って継続しないという選択をする勇気を出すことで、結果組織の成長を促すことができます。

また、上記にも記載をしましたが、間違った選択をしないために、周囲に相談し決断することが重要です。

まとめ

これまでは、成長のために経験をたくさんすることが大切だといわれていました。これからの時代も成長のために様々なことを経験することは必要不可欠です。しかし、それと同時にこれからは私たちが経験したことのないことが次々に起こることでしょう。それらに対応するためには、これまでの経験・知識・固定概念にとらわれていては対応することはできません。

常に自分自身をアップデートするために、これまでに培ったことを取捨選択し、これからの自身に役立つ知識や経験を得ることに注力をしましょう。

そのために日ごろからアンラーニングを活用してみてください。

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