ヒップスターゲート

仕事の合間にほっと息抜きコラム

優秀な人を腐らせる「最悪な職場」の共通点

2023.05.19

あなたの職場は大丈夫?

あなたは今の職場に満足していますか? 

「石の上にも三年」なんて言葉もありますが
いろんな悩み、苦難、葛藤を抱えながら
我慢して今の環境にしがみつくことは、
今の若い人たちの価値観には合わなくなってきています。

石の上に三年いたけど、何の知識・スキルも身につかず
時間と労力を無駄にしてしまっては本当に意味がありません。

 現代社会では、時間の価値が非常に高くなっています。
したがって、本当に自分が貴重な時間を掛けてまで
取り組むべき仕事なのか、この会社でいいのかと
考えることは当然のことかもしれません。

 こんなことに思い当たるフシはありませんか?

 例えば、どう考えてもおかしなやり方だなぁと疑問に思ってるのに
上司からの命令だからといって言われた通りのことをそのままやる人がいたり、
失敗を恐れて新しいチャレンジをせず、いつも無難なことしかやらない人がいる。

あるいは、まともに仕事はできないのに上司のご機嫌取りだけは上手い人。
でもそんな人に限って、上司からの受けが良くて
大した成果も上げていないのにいつの間にか昇進している。

要は上の人に気に入られているか気に入られていないかだけで
社内評価が決まっている人っているんですよね。

あなたの職場では、こんなことがまかり通っていないでしょうか?

 身近にいる上司は、あなたの未来を映す鏡でもあります。
「そういえば、Aさんってずっと同じ仕事続けているみたいだけど、
何年あの仕事やっているんだろう?」

 あなたの周りにこんな人がいたら、
自分の将来に危機感を抱いた方がいいかもしれません。

「今までこのやり方でやってきたから大丈夫だよ」とか
「そんなに頑張っても仕方ないから適当にやっておけばいいんだよ」
こんな発言が口癖の人が職場にいませんか?

これって実は分かりやすい危険信号なんです。
なぜなら、うちの会社は成長しなくてもいいんだと
遠まわしに言っているようなものだからです。

他には仕事の責任を取らずに見て見ぬふりをする人がいるなど、
そういう人がいるなら、結構ヤバい職場と言えるかもしれません

今回のコラムでは、優秀な人を腐らせる最悪な職場TOP3
分かりやすく解説していきます

当てはまるところが多いようでしたら
今の職場を改善するか、早く逃げるか
手遅れになる前に手を打ってください。

優秀な人を腐らせる最悪な職場TOP3

3位「長時間労働が当たり前の職場」

 長時間労働が当たり前の職場には、さまざまなリスクがあります。
一つは健康被害のリスクですね。

時間外労働や休日労働が月45時間を超えると、
健康被害のリスクが少しずつ上昇していきます

さらに、月平均80時間の残業は過労死ラインであり
最悪の場合、取り返しのつかない事態となることもあります。

最近では長時間労働が非常に問題視されてきていますが
「繁忙期だから・・・」
「こういう業界だから・・・」
という言い訳をしながら、長時間労働をさせている企業がまだまだあります。

繁忙期だから仕方ない、こういう業界だから仕方ない
これは思考停止させる言葉の代表格。
社長や上司がこの言葉をよく使うようなら、気を付けてください。 

確かに繁忙期は、どの業界や企業にもあります。
でも大事なことは、その事実から目を背けずに繁忙期であっても
「少しでも労働時間を減らすためには、どうすれば良いか?」
「もっと効率の良いやり方はないか?」
など労働環境を良くする方法を一緒に考えてくれるような
社長や上司がいる職場こそ、真っ当と言えるんじゃないでしょうか。

2位「ハラスメントが横行している職場」

 ハラスメントは上司から部下といった
上から下の者に行われることが一般的です。
 そのため上司から嫌がらせなどのハラスメントを受けるケースが多いんですね。

 まず、代表的なのはパワハラ
一言でパワハラといっても正確には6つの分類があります。

身体的な攻撃

精神的な攻撃

人間関係からの切り離し

過大な要求

過小な要求

個の侵害 

この中で特に注意したいのが「過大な要求」です。 

例えば、上司が部下に対して、
長期間労働を前提とした過酷な環境下に置く
職務に直接関係のない作業を指示する
達成困難な課題やノルマを課す
などの行為を指します

 一見すると、これらは正当な仕事の指示のように聞こえるので
過大な要求は他のパワハラと比べて、
それがハラスメントだと気が付きにくいんです。 

パワハラは我慢していても、時間が問題を解決してはくれません。
むしろ時間が経過すると、逆にエスカレートする可能性すらあります。

大切なのは決して一人で悩まないことです。
「他の人も同じような状況なんだから我慢しよう」
「自分の能力が低いからダメなんだ」
と必要以上に自分を責めることは止めてください

 信頼できる人に早めに相談しましょう。
相談できる人が身近にいない場合は
社内相談窓口や人事部に相談してみてください。

ハラスメントは個人の問題ではなく会社の問題です。
このことを忘れないようにしてください

1位「会話がない職場」

会話がないということは、日常的なコミュニケーションが取れていない状態なので
つまるところ「職場の雰囲気がとても悪い」ってことです。

会話がなく、職場の雰囲気が悪くても
自分の仕事さえ出来ていれば別に問題ないって思いますか?

 実際のところ、普段の会話がない職場はデメリットしかありません。

仕事で協力し合うことができず、成果が上がらない
仕事を教えてもらうことができず、人が成長しない
情報の共有ができず、大きなミスにつながる

たとえ会話がなくても問題ないって思えている人でも
結局は職場全体の生産性が上がらないので
やっぱり良いことなんて一つもありません。

むしろ会話なんかいらない、
仕事さえ出来ていれば良いと考えている人がいることが
職場の和、雰囲気を乱して、ますます会話しづらい環境を
生み出してしまっている可能性すらあります。

人生の中で大半の時間を費やす仕事だからこそ
居心地が良くて楽しく仕事ができたほうが良いに決まっています。

特に若い人にとって今後の成長という観点で
環境と時間は非常に重要な要素です。

会話がない職場で働き続けることが
将来どのような影響を及ぼすのか
誰が考えてもマイナスしかないですね。

 したがって、若い人ほど未来のことを考えて
真剣に今の職場環境を見つめ直してみてください。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。
ランキングTOP3に当てはまるところはありましたか?

 おさらいすると
3位が「長時間労働が当たり前の職場」
2位が「ハラスメントが横行している職場」
1位が「会話がない職場」
でした。

自分がいる会社って実はヤバいかもしれない!
そんな事実に気づいたらあなたはどうしますか?

最悪な職場環境に身を置き続けても
正直、何のメリットもないです。

 日々の生活に余裕がなくなり、仕事が嫌いになる
年齢だけ浪費してしまい、市場価値が低くなる
自己肯定感が下がり、自分に自信が持てなくなる

こんなデメリットばかりです。 

でも実は意外なことに、人は自分の置かれている環境を
客観的に見るってことが難しいものです。

いわゆるブラック企業で残業時間がめちゃくちゃ多くて
パワハラまがいのことが平然と行われているのに
本人はそのブラックさにあまり気づいてない。

こんな人、周りにいませんか? 

日常の中で自分の会社や職場環境を
冷静に見つめ直す機会は割と少ないものです。

だから傍から見れば結構ヤバい職場にいるのに
結果として、今の会社に残り続けてしまう
ということになってしまうのです。

 基本的に人間は変化を嫌がる生き物です。
心理学的には”現状維持バイアス”といって、
何かしらの変化を受け入れてしまうと、
現状の安定した状態を損失するリスクがあるため
そのリスクを回避しようとする心理が働く、というものです

 なので、最悪でヤバい職場にいても今のままでいい、と思ってしまうんですね。 

そもそも本当は今のままじゃいけないと思っていても
動かない、変わろうとしないってこと自体にも
それ相当のリスクがあることは理解しておきましょう。

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