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あゝ人材教育!3分ななめ読み

上司から指摘されるとおもわずムッとしてしまう人への処方箋

2021.11.15

日々の業務の中で、上司から指摘をされると思わずムッとしてしまってはいませんか?

苛立ちは、時には業務への起爆剤として有効ですが、ただイライラして仕事へのモチベーションが続かなくなってしまうこともあるでしょう。

今回は、そんなムッとしてしまう方へ、いらだちの処方箋をお届けします。

ムッとしてしまうのは、悪いこと?

まずはじめにお伝えしたいのは、相手が上司だからといって、ムッとしてしまうのは決して悪いことではありません。業務のほとんどは人間関係で成り立っているからこそ、上司・部下と言っても人間同士の付き合いであれば、ムッとしてしまうこともあるでしょう。

 ムッとすること自体は悪いことではないことを前提に、どんな自分とどのように接していくのかという点が非常に重要です。処方箋となる方法を、幾つかご紹介します。

ムッとした時の処方箋

いきなり解決策を模索するのではなく、自分自身と向き合うことが大切です。最も大切な処方箋を理解した上で、具体的な解決策を実行することが大切となります。

「何に」ムッとするのかを考える

まず必要なことは、何にムッとしているのかを冷静に考えることです。

上司の言い方が気に入らないのでしょうか?

それとも、指摘された内容に心当たりがあり、できていない自負があるからこそムッとするのでしょうか?

一言に「ムッとする」といっても、前者と後者では大きな違いがあります。

 大切なのは、相手を起点としているのか、自分を起点としているのかを見極めることです。それによって解決方法は大きく異なるため、まずは自分自身を冷静に見つめてみましょう。

 感情を整理する

「ムッとする」という感情の中には、苛立ちはもちろんのこと、悲しさや悔しさが含まれているかもしれません。自身が感じるムッとする感情は、どのような感情が多くなっているのでしょうか?今一度、感情を整理してみましょう。

 イライラするのか、悲しいのか、悔しいのか。

冷静になると、案外瞬発的に反応しただけで、不快になる理由は特にないのかもしれません。一度自分と向き合ってみるのも良いかもしれませんね。

どのように解決していくのか?

では、具体的にどのように解決していくのかを見ていきましょう。

指摘事項を受け入れる

まず考えられるのは、指摘事項を自身の力で乗り越えていくことです。

指摘される事項は、指摘されるだけの理由があるのかもしれません。今一度自分の行動や言動を見直し、指摘事項を修正するよう努めてみてはいかがでしょうか。

 一度受け入れて向き合うことで、案外冷静に指摘事項に対して向き合うことができるかもしれません。修正することができれば、コミュニケーションが円滑になる可能性もあります。まずは素直に受け止めてみる、という選択はいかがでしょうか。

視的方法への不満を伝えてみる

毎回上司の言い方で悩んでいるのであれば、言い方について一度話をしてみるのも良いでしょう。

 「〇〇さんにいただくアドバイスは有難いと思っているのですが、少し言い方がきついように感じてしまい、素直に受け止めることができません」などと丁寧に伝えてみるのはいかがでしょう。

 同じ指摘をされても、伝え方が変われば受け取る印象は大きく変化します。結果として、自身が素直に内容を受け取ることができるだけでなく、日々のコミュニケーションが円滑になる可能性もあります。

 もちろん上司との関係性があることが前提ではあるものの、一度自己開示をしてみるという選択肢もオススメです。

聞き流すというスキルを持つ

上司とのコミュニケーションすらしんどいという方は、聞き流すというスキルを付けるということもオススメです。

 あくまでも、自分に非がないと判断される際に利用できる技ではありますが、指摘がつらい日々が続く場合には、聞き流すのもひとつの手段でしょう。

 ただしこの場合、上司との円滑なコミュニケーションを諦めていると言い換えることもできます。今後関係性を含めて改善していくことを望む場合には利用せず、あくまでも最終手段として認識しておきましょう。

ムッとしすぎず、仕事に楽しさを!

上司からの指摘は、ついムッとしたくなることが多いもの。しかし、上司になると、指摘するにもエネルギーが必要なことが分かるかもしれません。

指摘されたことはしっかりと受け止めつつ、上手く付き合っていきましょう。

 

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