2016.02.16

顧客満足から考えるマーケティング発想を持つための心得とは?

あゝ人材教育!3分ななめ読み

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商品を製作し販売すれば売れる、サービスを提供し宣伝すればお客さんが来る。
商品もサービスも飽和状態の今、そんな時代ではありませんよね。

マーケティング力のある企業のみが利益を上げ生き残っていくのです。
そして、その為には顧客の心をつかむ、満足を与えるマーケティング発想を持つことこそが重要なのです。

マーケティング戦略に必要な3つのポイント

まずは、マーケティング戦略に必要とされる3つのポイントを知っておきましょう。

1.顧客の利益は何か?

顧客は商品を買うときにそれ自体がほしいのではなく、それを買うことで得られる利益を求めて購入しているのです。
例えば、缶コーヒーを購入し飲むのでなく、カフェでコーヒーを飲むのは、何故か?
一息ついて香りでリラックスしたいという想いがあるのかもしれません。

2.顧客が求める特別感は何か?

またその商品やサービスに独自性や強みがないと値段の安い方に顧客は流れてしまいます。
同じカフェのコーヒーでも、そのカフェのコーヒーは有名なバリスタが入れているという特別感などがそれに当たります。

3.どんな顧客をターゲットにするのか?

万人受けするものではなく、年齢層や嗜好を絞った層を狙ってこそリピーターを作ることが出来るのです。

マーケティングの根底にあるAIDMA理論

マーケティングの基本として、AIDMA理論は知っておくべき理論の1つです。

[A] Attention(注意・認識)

広告やCMなどを見て商品を知る。

[I] Interest(興味)

面白そう、自分に良さそう、もっと知りたいと興味を持つ。

[D] Desire(欲求)

この商品が欲しいと感じる。

[M] Memory(記憶)

本当に必要か、いい商品かを考える。

[A] Action(行動)

商品を購入する

つまり、まずは知ってもらわないと始まりません。しかし、知ってもらってもそこに興味を持たせる「顧客の利益」や「商品の独自性」がないと次に進んでいかないのです。

顧客の不満を知ること

最後にマーケティング力を強化するのに大切なのは、顧客の不満を知ることなのです。私たちは、受けたサービスのすべてに満足するとは限りません。ここがイマイチだったなという不満を多少なりとも持つものです。その小さな不満を知り、それを改善させるサービスや商品でこそ、顧客は欲しいと感じるものなのです。

販売促進する上で行うマーケティング戦略は、顧客満足から考えてこそ、より良いものが生まれていくということを忘れてはいけません。

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