私たちは日々、体験や経験をすることで、様々なことを学んでいます。
特に新しい人やコミュニティに入ることは、新しい何かを学ぶきっかけになりやすいです。
このように、学習の機会は学校に限られているわけでなく、家、職場、コミュニティ等の
あらゆる場所に学びの機会があり、それらを繋げて学ぶことを「コネクテッド・ラーニング」と呼びます。
コネクテッド・ラーニングとは
もともとは南カリフォルニア大学での研究から始まりました。
人間は学校だけでなく、家庭や地域のひと、友達の親、習い事教室はもちろん、
近年ではメディアやSNSなど、様々な人と繋がりを持っています。
この様な環境のなかで、「興味関心を持っている(Interests)」
「関係性の中での相互の学習(Relationships)」「実社会において能力を発揮する機会(Opportunities)」
この3要素が重なり合う場所をコネクテッド・ラーニング定義づけしました。
学校以外で学びの機会はあり、上記の3要素が重なる場所を大きくすることで、
学びの場が広がることを示しています。
コネクテッド・ラーニングの変革
コネクテッド・ラーニングには2つの観点が存在します。
1つは、「実社会でのつながり」です。
上記にもあるように、私たち人間は様々な場所や色々な人と関係を持つことで、
経験や体験をし、学んでいます。
そのため、多くのコミュニティを持つことや、多くの人と関わりを持つことは、
自分にとって新たな刺激となります。
一方で、近年ではインターネットの急速な普及により、
「デジタルとのつながり」が切っても切り離せない時代となりました。
これまでは、何か新しいことを学ぶ際、そのことに精通した人に会わなければ学習することはできませんでした。
例えば、英語が学びたければ、英語知識がある人に、
パソコンに詳しくなりたければPC教室に通うなどでしか学べなかったですが、
今は調べれば何でも学習できる時代になりました。
現在の人材教育では、このデジタルが上手く活用されています。
人材教育における「コネクテッド・ラーニング」とは
新型ウイルスの影響でZoomを活用したオンライン型セミナーや研修、
動画を見ながら学ぶイーラーニングなど、オンライン上での教育や研修が急速に普及しました。
最近ではコロナの勢いも弱まりつつあり、集合型の学習形態も徐々に増え始めました。
そのような中、オンライン、集合に限らず全ての教育要素が有効的に活用され、
組み合わされた学習形態を「コネクテッド・ラーニング」と呼びます。
コネクテッド・ラーニングは、研修や学習の質を向上させると言われています。
LMSを核にしたコネクテッド・ラーニング
コネクテッド・ラーニングの中でも注目されておるのが、LMS(Learning Management System)と
呼ばれる単体の学習管理システムです。
例えば、これまでビジネスキルを学ぶにはこのツール、
英語を学ぶにはあのツールと様々な媒体を使用しなければなりません。
しかし、LMSを使用することで、あらゆる教育要素が繋がることで、
学習をスムーズに、分かりやすくすることができるため、理想的な次世代学習環境と呼ばれています。
最近では、様々な場所でLMSを活用した学習に関せるセミナーを実施していますので、
ぜひ気になる方は参加されてみてはいかがでしょうか。
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