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これだけは押さえておきたい新人研修の作り方

2020.12.15

新人研修は社会人としてのマインドや仕事の基礎知識、スキルを身につけるうえで
非常に重要な役割を担っています。

特に4月は多様な研修プログラムを組み込むために人事担当者は、
数週間から2~3か月程度にわたってスケジュールを構築していく必要があります。

初めて新人研修を進めていくことになる方は、何をどこからどう進めていけばいいのか、
悩んでしまうこともあるでしょう。

ここでは、失敗しない新入社員研修の作り方を、具体的な例を交えながら解説します。

1. 新人研修を行う目的・ゴールを明確にする

目的は「社会人としてのマインドや仕事の基礎知識、スキルを身につけること」ではないの?
それは半分正解で、半分不正解です。

多くの場合、新人研修は社会人としての基礎を築かせるために行われますが、
それだけでなく自社で活躍できる人材に育てることも重要な目的の一つです。

例えば自社・業務内容の理解を深める、社内の上司や先輩と人間関係を構築する、
同期同士の絆を深めるなど、これから先長く活躍してもらうためにも
安心して働ける環境を整えてあげることも研修期間内では大切なことです。

働く意義を理解していて、すぐに現場で発揮できるスキルを身につけてほしいのか、
業務遂行に必要な知識やスキルよりも社内での人間関係をしっかりと築いてほしいのか

両者ではゴールが違ってきますので、当然カリキュラムも中身が変わってくるはずです。
そのためまずは新人研修が終わったときに、新入社員がどのような状態であってほしいのかを
会社内、人事部内で認識をすり合わせながら、進めていく必要があります。

過去こうしているから、競合他社でも同じようにしているから、
と安易に決めつけてしまわないようにしましょう。

2. 新人研修のカリキュラムを決める

次に新人研修の目的を果たすのに必要な研修カリキュラムを決めていきます。
新入社員をどのように育てていくのかという方向性を軸に一貫性のあるカリキュラムを作ります。

ここでは一般的に新入社員の研修に取り入れたほうが良い基本的なカリキュラムについて紹介します。

社会人としてのマインドセット研修

学生と社会人とでは、立場だけでなく考え方や意識も大きく異なることを自覚せねばなりません。
学生気分のままではプロとして仕事を完遂することは難しいでしょうし、
仕事に対する責任感や取り組む姿勢もどこか自分本位であることが多いものです。

何かうまくいかないことや失敗してしまった時も「これは○○のせい、自分は悪くない」と
他責思考で自己防衛に走ってしまうこともあるでしょう。

そうした意識を切り替えて、相手本位で自責志向を持ちながら仕事に取り組むマインドを
新人研修で定着させることで、現場の上司や先輩からの評価も変わってきます。

ビジネスマナー研修

社会で働くということは、社内外にいる多様な人々と上手に付き合っていくことが求められます。
顧客や取引先と良好な関係を築いていくためには、敬語をはじめとした言葉遣い、
身だしなみ、TPOをわきまえた立ち居振る舞いが必要です。

コロナにより対面コミュニケーションの機会は減ってしまったものの、
人と会わないからマナーを学ばせなくてよい、ではありません。
マナー研修の本質は礼儀作法の型を覚えることではなく、
相手の立場にたって物事を考えることの意義を知ることです。

単に型を覚えさせるだけであれば、それはロボットでもできることです。
そうではなく、自分の頭で考えて、相手のために何ができるか、
何をすれば喜んでもらえるかといった思考を身につけさせることが、
ビジネスマナー研修を実施する一つの目的であることを覚えておきましょう。

チームビルディング研修

仕事は一人ではなく、組織・チームで進めていくものです。
チームとしての仕事の進め方、チーム内での役割分担や役割期待を意識させることは、
現場配属後、職場にスムーズに馴染んでいくために重要なことです。

チームビルディング研修ではストローを用いて最も高いタワーを作る「ストロータワー」などが
有名ですが、こうした体を動かしながらできる協働作業は、新人同士の距離をぐっと近づけさせます。

集合研修が難しく、オンラインでチームビルディングをするのであれば、
例えば「伝達ゲーム」、「絵描きゲーム」などゲーム要素のあるものだと盛り上がるでしょう。
これらのゲームの詳細は別記事で紹介しています。
参考:オンライン研修で盛り上がること間違いなしなアイスブレイク3選!

ビジネス実践演習

新人研修の総まとめとして実施したいのが、この実践演習です。
具体的にはこれまで研修期間内で学んできたマナーや仕事の進め方などを
実際のビジネス現場に近い環境で発揮できるかを試す研修です。

頭ではわかっていても、実際に行動では表せていないということは往々にしてあります。
インプットだけで終わらせず、新人研修の期間内にアウトプットできる場面を用意してあげましょう。

実践に近いロールプレイングを取り入れることで、学習してきた内容理解もさらに深まりますし、
自分ができていること、できていないことの境目を体感的に把握することもできます。

具体的な研修内容については、下記を参考にしてみてください。
参考:プロジェクトメンバー研修
参考:ビジネスクライム研修

3. まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は新人研修の目的とカリキュラムについて紹介しました。

ビジネスマナー研修という名称は同じであっても、
その内容は研修会社によって様々です。

なぜこの研修を実施するのか。
なぜ新入社員にとって必要なのか、有効なのか。

ここを蔑ろにしては、教育効果の見込めない研修となってしまいます。
この基本ポイントを押さえながら、新人研修計画を立てて、
実りある新人研修となるようにしていきましょう。

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