新入社員に知ってほしい!慣れない仕事のストレス、それって眼精疲労からきているのかも!?
2022.04.11
ツイート4月から入社する新入社員には、仕事ができるようになってほしいのはもちろんのこと、楽しく働いてほしいですよね。しかし、新しい生活、慣れない環境からストレスを抱え込んでしまう新入社員は多いです。こういったストレス、ただ慣れない環境や人間関係からくるものだけでなく、眼精疲労からきていることも多いことを知っていましたか?
パソコンやディスプレイを長時間見続けることで、目、体、心に支障をきたす病気のことをVDT症候群と言います。単なる体の疲れは眠れば治りますが、眼精疲労は休んでも治りにくいです。日々のPC業務で目がかすむ、乾燥を感じる状態が続くと肩こりや頭痛だけでなくイライラや最悪の場合抑うつといった心の病気に繋がる可能性もあります。
リモートワークで周りとの人間関係構築が難しいことに加え、PCを約8時間見なければならない日々、昨今の若者はデジタル世代といえど、VDT症候群からストレスを抱えている新入社員が増えているのです。
VDT症候群になるとどうなるの?
VDT症候群になると、大きく分けて体・精神・目の3点に異常が生じます。
体の症状
肩こり、肩・腕の痛み、背中の痛み、手足のしびれ、体のだるさを感じるようになります。
精神の症状
イライラ、漠然とした不安感を感じ最悪の場合、抑うつ状態になる可能性があります。
目の症状
目が疲れる、視力が落ちる、目がかすむ、物がぼやける、目が痛むなどの症状が出始めます。
VDT症候群チェック
以下の症状に当てはまるひとはVDT症候群の恐れがあります。
・目の奥が痛む
・目の奥が熱い
・目がかすむ
・目の疲れを感じる
・まぶたが痙攣する
・目の渇きを感じる
・涙がよく出る
・ものが見えにくくなった
・頭痛がある
・ひどい肩こりに悩まされている
・吐き気がする
・目の中に異物が入っている感じがする
・パソコンの画面を見ていると眠気を感じる
・目が赤くなる
VDT症候群を治すためには
VDT症候群を治す・予防するためには日常的な対策が重要となります。
特に以下の項目を取り入れることをお勧めします。
・室内をまぶしくない程度に明るくし、パソコンとの距離を40㎝以上開ける
・日常的にブルーライトをカットできる眼鏡を着用する
・点眼薬を使用し、目の緊張をほぐす
・定期的に軽い運動を取り入れる
まとめ
VDT症候群が誰にでもなりうる病気です。単なる目の疲れだと放置をしていると最悪の場合、目からくるストレスで精神を健全に保てなくなる恐れもあるのです。今回ご紹介したVDT症候群を解消する方法は、どれも初歩的なものなので、すでに知っていることかと思います。
しかし、これらを日常的に行えていますでしょうか。
今は大丈夫、まだ大丈夫と思っていると取り返しのつかないことになるかもしれません。
特に入社したての新入社員の方で毎日のパソコン業務になれていない方は、定期的に目を休めることを意識し、健康な状態で1年すごせるように心がけましょう。