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企業経営にパーパスが注目される理由

2021.11.22

近年、企業経営を表す言葉として「パーパス」が注目されています。そんなパーパスを、耳にはしているものの、なぜ注目されているのか理解できていないという方は多いのではないでしょうか。

今回はパーパスについて改めて見ていきながら、注目される理由についても詳しくご紹介しましょう。

そもそもパーパスとは

英単語として知られる「パーパス」は、目的や意図といった日本語に翻訳されます。しかし企業経営における文脈で「パーパス」が紹介される際には、社会における企業の存在意義という解釈をするのが一般的です。

 社会における企業の存在意義を言い換えると、この企業はなぜこの事業を展開するのか、所属する社員は何を目的として働くのかといった内容になります。このように企業が存在する大目的を経営の中心に据えることが、海外のビジネスシーンでトレンドとなっており、日本にもその影響が波及しているのです。

注目される理由とは

では、パーパスの解釈を理解した上で、なぜこれほどまでに注目度が高まっているのか、理由を詳しく見ていきましょう。

働く人々の価値観の変化

2000年代に成人もしくは社会人となる世代を「ミレニアル世代」と称しますが、ミレニアル世代の価値観とパーパスの考え方が合致している点は大きな理由の1つです。

 ミレニアル世代を代表する価値観として、「多様性」「個性を重視する」といった点が挙げられます。企業に所属しなくとも働く方法が一般化していたり、男女といった性別という枠組みを超えて、あくまでも「あなたはあなた」という価値観が根底に存在します。

 このような価値観の元、企業に属して働くということには理由が必要となります。お金を稼ぐため、毎日を生きるためといった仕事を中心とした考え方ではなく、あくまでも仕事は人生を彩るひとつのツールとして存在します。したがってパーパスのように、企業は社会に対してどのような価値を提供するのか、社員に対してはどのような価値を還元するのかといった点が、必然的に重要になるのです。

新型コロナウイルス感染症の影響

新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活に大きな変化をもたらしました。これまでは通勤必須のワークスタイルの元、業務に従事する人がほとんどでした。企業に出社し、働くことが当たり前という日常はあっという間に崩れ、業務スタイルはもちろん、ライフスタイルや価値観にまで大きな影響をもたらしました。

 エッセンシャルワーカーの仕事が尽きない中、仕事がなくなった方もいます。

改めて何を大切にしながら働くのかという点を考慮した際に、自社のパーパスを改めて見直し、自分のあるべき姿と交わる部分があるのかという確認をする人が増えたのです。

 そのため、これまではパーパスを言語化してこなかった企業であっても、改めてパーパスを見つめなおすきっかけとなりました。

DX化の推進

近年様々な領域でDX、デジタルトランスフォーメーションが注目されています。企業内の業務DXが進めば改善される業務がある一方、どのように業務プロセスを再設計し、社内へ展開していくのかという点が非常に重要です。

 必要な業務を再度見つめなおすという工程は、そもそも自社がどのような目的で、なぜこの事業を展開しているのかを見つめなおすきっかけにもなります。

 再度見つめなおすことで、適切な権限委譲を行うことができるだけでなく、必要以上に稟議などを行う理由がありません。パーパスさえ共通認識として持つことができれば、企業内におけるスピーディーな意思決定を実現できるのです。

社員のエンゲージメント向上

社員のエンゲージメント向上においても、パーパスは非常に重要です。

 そもそもエンゲージメントとは、個人や組織が一体となることで、双方の成長に貢献しあう関係性を指します。個人の成長を促す際には、企業との信頼関係の構築が重要です。信頼関係を構築するためには、企業に対する思い入れも大切な要素となります。

 入社時、企業のパーパスに共感してもらうことができれば、長期に渡る活躍を期待することも可能です。社員のエンゲージメント向上にも一役買うという認識を持っておくと良いでしょう。

自社のパーパスを再確認してみては?

企業経営において、パーパスは非常に重要な考え方です。改めて自社のパーパスを見直し、再度企業経営へ落とし込んでみてはいかがでしょうか。

 

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