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あゝ人材教育!3分ななめ読み

誰でも簡単に実践できる”緊張に打ち勝つ方法”とは? 

2021.09.03

最近Twitterで、こんな記事をみました。
「バレーボール柳田翔洋が実践!勝負所で緊張しないコツ」という記事です。日本を代表するビッグサーバーの柳田選手は、大事な局面や大きな注目の集まる試合でも、サーブを打つときにまったく緊張をしないそうです。その理由の一つに、「プレッシャーを日常化させている」からだと、柳田選手は語ります。

読者の中にも試合こそはないけれど、大事な場面(局面)を迎えることは多かれ少なかれあると思います。
例えば、重要なプレゼンテーション。多くの聴衆に向かって話をする際など、きっと緊張することでしょう。

そのような場面で誰しもが共通して思うことは、緊張して失敗したくないということだと思います。けれど、緊張しないために柳田選手のようにプレッシャーを日常化させるのは大変ですし、何よりも難しいですよね

そこで、みなさんには、誰でも簡単に実践できる”緊張に打ち勝つ方法”を伝授させて頂きたいと思います!

メラビアンの法則を知る

みなさんはメラビアンの法則を知っていますか?

ビジネスマナーやプレゼンテーション研修などを受講された方は既にご存じかも知れませんね。

メラビアンの法則とは、「人の印象を形作るときに、何がどの程度影響しているかを表した法則」です。

例えば、取引先の営業担当者から新商品を導入しませんか?という提案を受けたとします。いざ商品説明を聞いてみると、プレゼンテーションの内容はとてもしっかりしているのですが、その営業担当の方はとても声が小さく、背筋もまるまっていて自信がなさそうに見えます。「この商品は弊社のイチオシです!」と言われても、残念ながら説得力は弱まります。

私たち人間は、視覚、聴覚、発言から相手の印象を形づくります。
中でも、感情や態度とは矛盾した言葉やメッセージが発せられたとき、他人に影響を及ぼす要素は、視覚が55%、聴覚が38%、言葉が7%だといわれており、印象に大きく影響を与える要素は、見た目・態度・声のトーンなど非言語的なコミュニケーションに起因していることが分かります。

ボディランゲージがもたらす自分自身への影響について

非言語的コミュニケーション、すなわちボディランゲージというものは相手だけでなく自分自身にも大きな影響を与えていることをご存じでしょうか。

実は、ボディランゲージの効果やそれが人の判断にもたらす影響を社会科学者は多くの時間をかけて研究しているのですが、彼らによると私たちの考えや感情もまた、自分自身のボディランゲージの影響を受けているというのです。

例えば、自信に満ち溢れている人を想像してみてください。その人はどんなポーズをしていますか。背筋をピンと伸ばし胸を張っている姿を想像すするひともいれば、腕を組んで仁王立ちで堂々としている姿を想像する人もいることでしょう。

共通していることは、自信に満ち溢れている人が自分の目の前に立った時、私たちは相手の緊張を感じ取ることはないということです。

メラビアンの法則にあるように、まさにこの時点で私たちは相手の態度や姿勢から自信があるという印象を形づけています。

さらに興味深いことに、ボディランゲージが影響を与えているのは相手にだけでなく自分自身にも影響を与えており、姿勢を正し、胸を張れば相手に自信に満ち溢れている印象を与えるだけでなく、自分自身の精神(心)にプラスの影響を与え、結果として自信に繋がるといった効果があるのです。

さいごに

読者の中には、それは本当に自信があるからそう感じるのでしょうと半信半疑の方もいるかもしれません。
しかし、この効果については、科学的に精神(心)が身体に影響を及ぼすことが証明されております。

ですから、緊張する場面に遭遇した際には、姿勢を正し相手に自信があるように見せてください。そうすると自然と自分の精神(心)にプラスの影響が与えられて、本来の自分自身のパワーを感じられるようになるはずです。
まずは「フリ」から初めてみましょう。ポイントは、自信がある「フリ」を緊張しなくなるまでやり続けることです。そうするとあら不思議?本当に緊張しなくなるものです。

 

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