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仕事の合間にほっと息抜きコラム

第一印象が大切!“初頭効果”と“好意の返報性”そして“ラベリング”

2021.06.18

対面コミュニケーションの復活の兆し

2021年6月も半ばを過ぎ、新型コロナウィルスの緊急事態宣言も多くの地域で解除の見通しになりました。
ワクチン接種も進んでおり、コロナ禍前の生活に戻る可能性もでてきています。
連日報道もされていますが、延長に延長を重ねた緊急事態宣言は、
人流抑止としての効果は失われつつあります。
企業も活動を止めることが難しい状況なのは、通勤ラッシュ時の人の多さからも感じられます。

多くの企業とお話をする機会がありますが、直接訪問の機会も増えています。
また、リモートワークでのコミュニケーション不足がもたらすデメリットを問題ととらえて、
出社率を高める施策を取り始めている会社様もあります。
リモートコミュニケーションという便利な手段が一般化されましたが、
社内外ともに対面コミュニケーションを求める兆しがみえてきています。

第一印象が大切!“初頭効果”

新入社員の配属や異動者の着任等がこの時期になり、
「はじめまして」という場面はまだまだ多い時期ではないでしょうか。
また、リモートでしかお会いしていなかった方に、
初めて対面でお会いする「あらためまして」という場面も多いのではないでしょうか。
実際に会ってみると、画面上では感じなかった“新たな第一印象”というようなものも感じるものです。

それでは、「第一印象が大切である」と一般的に言われますが、
どのように大切なのか、心理学的アプローチから紹介していきたいと思います。

まずその一つが“初頭効果” (プライマシー効果)です。
最初に与えられた情報が印象に残り、後の評価にも影響を及ぼす現象のことを指します。

同じ人物に、一つのグループには「あたたかくて好感のある」、
もう一方には「つめたくて横暴に感じる」同じ言葉の挨拶をしたところ、
後者に関しては、「容姿やクセ、言葉遣いが気に入らないので、好きになれない」という意見が聞かれました。
容姿やクセ、言葉遣いはいずれも変えていないにも関わらずです。

第一印象によって苦手な人という印象を与えてしまうと、
どのような言動も悪く捉えられてしまいかねません。
社外との商談場面等、その場で相手を惹き付ける為には、
いかに第一印象が大切であるかを理解できるかと思います。
もちろん、第一印象からの大逆転の場面あるでしょう。
しかし、初めからそれを含めてコミュニケーションをとることはとてもリスキーですね。

あなたの態度が自分に戻ってくる“好意の返報性”

突然な例ですが、恋愛関係で「出会った瞬間に二人とも恋に落ちた」
というドラマチックな展開は素敵ですが、実際はそのようなことばかりではないですよね。
より強い好意を感じた方が、アプローチをしたり、自然と態度に出たり…
それを受けた相手側にも段々好意が生まれてくる…そんなプロセスをたどる恋愛関係の方が多いのではないでしょうか。

人には“返報性“があると言われており、
「人から何かをしてもらったら、何かを返したくなる」という基本的な心理があるのです。
これを”返報性の原理“と言います。
そして、「好意」に対して「好意」で返そうとすることを“好意の返報性”と言います。

人は本来、自分の評価を高めたいという承認欲求を持っています。
そのため高く評価されたり好感をもたれると、
欲求が満たされ、その相手に好意を抱くようになるのです。
好かれていないなと感じる、評価されていないと感じれば逆の結果になります。
第一印象を好印象とするために、目の前にいる相手には「好意」をもって接しましょう。

相手はあなたを“ラベリング”している

“初頭効果”で第一印象が、長きにわたって相手の評価を決定する可能性があると伝えましたが、
その時に相手は“ラベリング”を行っていると考えて良いでしょう。

“ラベリング”とは、無意識のうちに相手をあるイメージで捉えることです。
ネガティブな言い方では“レッテル貼り”とも言い換えることができます。

そこで、人間関係が定着化してしまう前の段階で、
自分をプラスの“ラベリング”をしてもらえるように、意識的にアピールすることが大切です。

「信頼できる人物」「頼りになりそうな人物」「あたたかく受け止めてくれる人物」など、
相手にどのように思われたいか、その人物像・役割を“演じるアピールができることで、
相手にとっての自分の価値をあげることができるのです。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

新たな出会いのタイミングで生かせる第一印象の有用性について、
心理学アプローチを元に解説してきました。
コロナ禍前のような生活に戻るにはまだまだ時間はかかりそうですが、
新たな出会いのシーンはこれから増えていくのではないでしょうか。
その時にお役に立てば幸いです。

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