2021.03.02

健康管理の鍵は、運動と日光!そのワケとは?

仕事の合間にほっと息抜きコラム

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健康被害のリスクは日々高まっている!?

新型コロナウイルスの影響により、テレワークが普及して約1年。
多くの人がテレワーク独特の生活リズムに慣れてきたところではありますが、
以前よりも圧倒的に減ってしまったものがあります。
それは運動量と太陽光を浴びる時間です。

実際のところ、テレワークによる身体への悪影響に関して、
科学的なデータは出ていないようですが、
通勤がなく、どこかに遊びに出かける機会も少なくなったために、
歩く時間が減った、お日様を見ていないという実感はあるでしょう。

こうした生活が長期にわたって続いた場合、
これから先、様々な健康被害が出てくる可能性が考えられます。

これは肉体的な被害だけではありません。
気分が落ち込む、イライラするなど精神的にもダメージが出てきます。
この理由はいくつかありますが、一つは太陽光が大きく関係しているようです。

日光を浴びると人の体内ではセロトニンという神経伝達物質が生産されます。
セロトニンは気分を引き上げる作用がありますが、テレワークでは意識しないと、
なかなか日光を浴びる機会を作ることはできません。

専門家によると、朝の時間帯に太陽光を浴びると効果が高いそうです。
毎朝、庭やベランダなどで太陽の光を15分~30分浴びる

2週間も続ければ、気分が改善するそうなので、ぜひ試してみてください。

運動を習慣化させるためには?

さて、太陽光を毎日浴びるのは誰でも簡単にできることでしょう。
外に出て、ただそこに突っ立っている、もしくは座っているだけでいいのですから。
一方で運動量を増やし、それを習慣化して継続していくのは難易度がグッと上がります。

毎日ランニングをしようと決意して始めても、数日も経つと
今日は他にやることがたくさんあるからいいや。
と自分自身に言い訳をして、サボってしまい、
結局のところ三日坊主で終わってしまった、という経験をしたことがある人は多いはずです。

どんなに運動することのメリットを頭で理解していたとしても、
それを実践できるかどうか、継続できるかどうかは、また別問題です。
研修でも「わかる」と「できる」は違うと受講者によく言いますが全く同じです。

なぜ私たちは運動を習慣化することが苦手なのでしょうか。
習慣化に失敗する原因は、次のいずれかに分類されます。
併せてそれらに対する解決策も見ていきましょう。

原因①:目標が大きすぎる

日頃から運動経験のない人が毎日5kmランニングするのは困難です。
初めは1kmなど簡単すぎるかなと感じるくらいの目標にしましょう。

原因②:マイルールがない

具体的なプロセス(いつ、どこで、どのように)を決めましょう。
思い立ったらやる、では習慣化はされません。
自分でルールを決めて、取り組むようにしましょう。

原因③:短期で成果を求める

運動を始めても目に見える成果は、すぐに実感できないものです。
体重や血圧などであれば定量的に評価することもできますが、
心身ともに良い健康状態であることは数値で測れるものでもありません。
運動を続けること、それ自体にやりがいや意味を見出し、
中長期的な視点で行っていくのが良いでしょう。

さぁ、身体を動かそう!

現在もテレワークを導入している企業においては、
この状態がまだしばらくは続くことになるでしょう。

健康被害は自覚症状がないままに、徐々に進行していくこともあります。
気が付いたら大変なことになっていた。
もっと早く運動したり、日光を浴びて入れば良かった。
そう後悔する前に、今一度、日々の生活習慣を見直してみはいかがでしょうか。

頭だけでなく、身体も定期的に動かして心身ともに健康な状態を維持して、
ベストパフォーマンスを発揮できるようにしていきましょう。

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