【ワ行:ワールドカフェ】
 アニータ・ブラウンとデイビッド・アイザックスによって提唱された会議方法の一つ。組織の問題解決や変革、あるいは新たな価値創造を目的に話し合いを行う。関係者全員が参加することが原則で、主催者はカフェ空間のような開放的な場と雰囲気を提供し、創造性に満ちた会話ができるように配慮する。そのため討議方法には特殊なルールがある。
 象徴的なものとしては
 ・メンバーの組み合わせを変えながら、4~5人のグループで話し合う
 ・人の意見を否定しない
 ・発言は相手の意見との関連性を意識しておこなう 等
私の場合、会議というと、まず思い返されるのが営業会議です。
 部門長でもある役員が鎮座するなか、直属の上司が営業数字をかしこまって申し述べ、
 ひととおり報告が済むと、役員の話す声だけが滔々と聞こえてくるのです。
 営業見習いだった私には、それはそれは血も凍るような時間でした。
その後、転職をした先でワールドカフェに出会いましたが、その衝撃といったら・・。
 先の営業会議は、進捗と数字の報告が目的でしたので、そもそもワールドカフェを用いる内容ではありませんでした。
 けれど、会議によって新しく何かが生み出されたり、発見をしたりといった経験がなかった私にとって、
 ワールドカフェ全体を包む創造性や解放感は、希望的な驚きに満ちていました。
ワールドカフェは、
 1つのテーブルに4名がベストと言われています。
 発言がしやすく、他人の話しも聞きやすい人数なのだそうです。
 また、各テーブルにファシリテーターやリーダーを置いてはいけない事になっています。
 話し合いの後、発表をするなど課題を設けてもいけません。
 制限があるのは時間だけです。20分~30分で1テーブルのセッションを終了させ、
 メンバーの組み合わせを変えて、次のセッションを開始させます。
そして、私に最も響いたルールは「他人の発言を否定してはいけない」というもの。
自分の意見を聞いてもらえる事が、どれほど人に自信をもたらすか。
 たとえば、発言機会の少ない女性社員や若手社員にこそ、このルールは効果があると思うのです。
 たまたま、ワールドカフェ実施ルールとして目にしたこの項目ですが、
 仕事へのモチベーションを上げることにも転用ができそうです。
 若手社員の当事者意識が低いと嘆くならば、私たちから働きかけ、巻き込んでしまいましょう。
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