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あゝ人材教育!3分ななめ読み

2021年度の新入社員研修、何をどうやるの?

2020.12.08

現場の声から見えてきたもの

早いもので今年も残りわずかとなりました。
例年、11~12月は翌年の新入社員研修の企画立案が始まり、
全体スケジュールを計画する企業が多いかと思います。

今年は思いもよらぬコロナショックにより、
計画通りに研修を実施することができなかった、
オンライン研修への移行を余儀なくされて
高い学習効果を得ることまでは至らなかったなど、
様々な感想を抱いたのではないでしょうか。

これらを踏まえて2021年はあらゆる事態に備えて、
準備万端に4月を迎えたいということから、
研修企画の立案も早まるのではないかと仮説を立てました。

その仮説を確かめるべく、当社と関わりのある企業様に対して、
メルマガ等で新入社員研修のアンケート調査を実施しました。

今回は現場の声から見えてきたもの、聞こえてきたものを
要点を絞ってお伝えします。

70社の人事がアンケートに回答、その結果は?

今回のアンケート調査では突然の依頼だったにもかかわらず、
70社もの人事様が回答にご協力いただきました。
この場を借りて、心より御礼申し上げます。

さて、気になる内容と回答結果ですが、
来年の新入社員研修で重視していることは何か?と質問したところ、
「基本的なビジネス知識・スキルの習得」と答えた数が一番多い結果となりました。

多くの場合、新入社員研修の目的のほとんどが現場に配属される前に
仕事を進めるうえで必要な知識とスキルを身につけることなので、
当然といえば当然の結果でしょう。

注目すべきは約50%の企業が「新入社員同士の絆、人間関係の構築」と回答したことです。
この背景には、やはりリモートワークやオンライン研修が一般的になったことで、
横のつながり、コミュニケーションが希薄化したことが露呈したためでしょう。

特に高校、大学を出たばかりの新卒社員にとって、
同期との関係性は特別なものです。
辛いとき、苦しいときに心の支えになってくれるのは同期であることが多く、
そうした助け合いがあるからこそ仕事をまた頑張ろうと思えるものです。

しかしながら、オンラインでのリモート環境によって対面することができず、
画面上のコミュニケーションばかりでは、悩みを打ち明けられる深い関係を
構築しづらい面もあり、この点は企業側としても何とかしてあげたいという想いがあるようです。

その他にも「研修の実施形態」、「実施期間」、「コロナ後の研修想定」についても
アンケートを実施しました。

詳細回答は当社公式のYouTubeちゃんねる『ひっぷすたーちゃんねる』で
公開していますので、ぜひご覧ください。

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