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オンライン研修における動画共有テクニック

2020.08.31

オンライン研修・セミナー時に
WEB会議システム上で動画を画面共有してみたところ

「音声が途切れ途切れで聞こえない」
「映像がカクついてしまって、全然内容が入ってこない」

こんな風に言われてしまったことないですか?

今回はそんなお悩みを解決するための
Tipsをいくつか紹介したいと思います。

Zoomの画面共有機能で動画を共有する場合を想定しています

実践の前に全員が行うべきこと

これらは動画を共有する講師側だけでなく、
受講者側も必ず行っておきましょう。

◆Zoomアプリケーションを最新バージョンにアップデートする
 →参加者内でアプリケーションのバージョンが異なると、動作が重くなる恐れがあります

◆使用していないブラウザやアプリケーションを閉じる
◆バーチャル背景もしくは映像自体をオフにする
 →極力、CPUの負担および通信量を抑えましょう

解決テクニック

①画面共有サイズを縮小する

Zoom上で画面共有をする場合、
画面共有部分のサイズを自由に変更できるのをご存知ですか?

画面共有を開始した際には、自動的に全画面表示になるよう、
デフォルト設定がされているため、あまり見たことがないかもしれませんが、
共有部分の最大化を解除すると、キャプチャ画面(2枚目)のように共有部分の外枠に緑の線が現れます。
(受講者には緑枠内画面しか共有されません)


こちらを操作して映像サイズを縮小させることで、通信量を抑えることが可能です。





PCの解像度を下げる 

PC自体のディスプレイ解像度を下げることで
同様に通信量を抑えることが可能です。

おそらく、デフォルト設定ではPCごとの推奨解像度に設定されているはずなので、
ご自身のPCの設定方法に従って、調整してみてください。
※「1024×768」サイズでも問題なく見えます

<参考> Windows10の場合
Windows 10で画面の解像度を変更する方法

FPS(フレームレート)を調整する 

FPSとは、1秒間の動画で見せる静止画の枚数(コマ数)のことを言います。

FPSを下げることによって、動画の滑らかさは落ちますが
通信量を抑えることができます。

こちらはZoomの設定画面から変更ができますので、
以下キャプチャ画面を参考に調整してみてください。

ちなみに、人間の目で自然な動きに見える動画は24〜30FPS程度と言われていますが、
本機能はあくまで“通信量の制限”が主目的であるため、1~15FPS間でのみ設定可能となっております。

1.設定画面の「画面の共有」タブ内、右下の「詳細」を選択

2.最上段の「画面共有対象を以下に制限する」を選択

注意事項

とはいえ、動画の共有はデバイスのCPUや通信環境に大きく依存するため、
これらを実践すれば確実に問題がない、というものではありません。

オンライン研修・セミナー中に動画共有を行う場合は、
配信および受講環境の入念な事前確認、
さらには、本当にリアルタイムで映像を共有する必要があるのか?
という企画・構成の部分も見直してみると良いでしょう。

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