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教育・研修

人材教育・研修についてのイロハを知る

やはり企業は人なりだから外的モチベーションアップの方法についてまとてみた。

図1
デジタル化・情報化によりモノづくりにおける、商品の差別化が難しくなっている。
このような中、企業の競争力をあげるには社員一人ひとりのモチベーションの高さが必要だ。

前向きに取り組む意識や行動が求められる。これがないと、身の回りの問題や改善点に注意が向かない。
自分には関係のないものと視界の外に置かれてしまうのである。
このモチベーションを上げるには外的なものと、内的なものがある。

外的モチベーションアップの方法をまとめると以下の3つになる。

1.恐れ
短期的には有効だが、長期的にはマイナスの要因になる
(競合メーカーの新商品により市場が奪われるとの危機感を煽り、新商品の開発を急がせる。)

2.報奨
目の前のニンジンの効果
報酬を得るのが目的になってしまう恐れがある
(社長賞、部長賞、特許出願貢献賞、提案賞、社内報での紹介、大入り袋、特別ボーナス)

3.成長の機会
仕事にやり甲斐を感じる
(高性能への挑戦、新規プロジェクトへの参加、新しいスキルの習得)

ここで報酬について興味深い実験がある。報酬が逆効果をもたらすという結果である。

いくつかの実験が紹介されているが、ここでは幼稚園でのお絵かきの話をしたい。
自由時間にクレヨンと画用紙を用意すると、園児は楽しそうにお絵かきを始める。

実験ではこの園児たちを次の3つのグループに分けた。

1グループ:自由に使って良いとクレヨンと画用紙を渡す。
2グループ:良く描けた子にサプライズでご褒美をあげる。
3グループ:最初に、「良くできた子にはご褒美をあげるよ」と説明し、クレヨンと画用紙を渡す。

2週間後の子供たちを観察したところ、最初ご褒美をもらえることを知らなかった園児と、何ももらえない園児のグループは、
共に楽しそうに絵を描いていた。

しかし、良い絵を描くとご褒美がもらえることを告げられた園児のグループは、絵を描くことに興味を失い、
別な遊びを始めていたのである。

つまり外的モチベーションアップの一つの手段が、園児の自発的やる気、内的モチベーションを剥ぐいでしまったのである。
短期的な目標達成や単純作業には外的モチベーションアップとしての報酬は有効だが、創造的活動には逆効果なのである。

 

木村勝己
Editor
発明プロデュース協会 会長 /学校法人日本電子専門学校 講師/アーバン国際特許事務所 顧問
木村勝己(きむら・かつみ)
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