このコロナ禍において、Zoomを使用しての
社内ミーティングや商談を経験されている方は、
すでにかなりの人数いらっしゃると思います。
ただ、通常の“ミーティング機能”のみしか使用したことが無く、
“ウェビナー機能”については全く知らない、
という方も多いのではないでしょうか?
そこで、本コラムでは、Zoomのウェビナー機能の概要や
通常のミーティング機能とウェビナー機能の使い分けなどについて
ご紹介していきたいと思います。
ウェビナー機能でできること
そもそも、ウェビナーとは「ウェブ+セミナー」の造語であり、
今回ご紹介するウェビナー機能とは、通常のミーティング機能より
よりセミナー仕様に開発された機能です。
具体的なウェビナー機能の内容は以下の通りです。
◆ホスト(セミナー登壇者)とその他の参加者は同列ではない
→ホスト以外の参加者はあくまで”視聴者”という位置づけとなり、
ウェビナー中はチャット形式で質問を送る、もしくは手を挙げることしかできない
◆最大10,000人が参加可能
→ミーティング機能は最大1,000人
◆参加者レポートの自動作成機能
→視聴者のエンゲージメントを自動集計してくれる
(視聴時間・離脱タイミングなど)
◆参加申込ページの自動作成
◆リマインドメールの自動送信
など
特に注目すべきは、一つ目の
「ホスト(セミナー登壇者)とその他の参加者は同列ではない」
という部分でしょうか。
ウェビナー機能において、映像や音声の共有ができるのは
ホストおよびホストが指定したパネリストのみになるため、
視聴者には、そのほかの視聴者の余計な情報が入ってきません。
もちろん、ホスト側からも視聴者の映像および音声は
確認することができませんので、その点のみご注意ください。
ミーティング機能との使い分けについて
端的に言うと、
ミーティング機能・・・双方向型かつ少人数の研修・セミナー
ウェビナー機能・・・一方向型かつ大人数の研修・セミナー
に向いていると言えるでしょう。
前章でも少し触れましたが、ウェビナー機能を利用した場合、
視聴者とのインタラクティブなセッションを生むことは難しいため、
インプット中心の講義型研修およびセミナーであれば、非常にマッチすると思われます。
※適宜、視聴者をパネリスト(映像/音声共有可)に昇格させることはできるが
作業が煩雑になるため、あまり推奨はしない
したがって、研修やセミナーの内容・構成によって
最適な配信方法を選択することが望まれます。
注意事項
Zoomのウェビナー機能は、通常の有料プラン(2,000円/月)に加えて、
追加オプション(5,400/月)を契約する必要があります。
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