2016.01.27

職場コミュニケーションを活性化させる2つの”きく”とは!?

あゝ人材教育!3分ななめ読み

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皆さんが普段使っている“きく”といった行為には3つの意味があることをご存知ですか?

1.聞く ・・・ 聞こえること(音声として耳に入る)
2.聴く ・・・ 積極的に耳を傾けて話を聴くこと
3.訊く ・・・ 質問すること

私たちはこのような違いを十分に理解せずに何気なく使ってしまっていますが、ぞれぞれの違いを理解し、相手や環境に合わせて活用することで、コミュニケーションを活性化させることが可能になります。

そこで今回は、職場のコミュニケーションを活性化させる2つの“きく”についてご紹介します。

1. 相手の話を受け止めながら“聴く”

(1)受  容 / 相手をあるがままに受け止め、否定しない
(2)うなずき / 聞こえていることを表現する
(3)あいづち / 内容が伝わっていることを表現し、ズレがないか確認する
(4)促  進 / 相手の話を起点にふくらませる
(5)明 確 化   / あいづちや質問をしながら、相手に「あなたの話は理解しました」ということを示す

もし自分が一生懸命に話しているのに、相手がそっぽを向いて作業していたら、とても悲しいですよね、、、。
相手の話を受け止めるには、うなずきやあいづちだけではなく、話している相手に体(おへそ)を向けて聴くことがとても重要です。

2.相手の話を引き出しながら“訊く”

クローズ質問とオープン質問を混ぜながら会話をする
・クローズ質問 / YES・NOで答えられる質問をすること  ⇒ 例「あなたは東京都の出身ですか?」
・オープン質問 / YES・NOで答えられない質問をすること ⇒ 例「あなたの出身はどちらですか?」

そして、より効果的に質問をする為には、クローズ質問とオープン質問の活用だけではなく、何よりも相手への配慮がある質問を心がけることが大切です。

<心がけたい4つのポイントは以下のとおり。>
・相手が答えやすいよう雰囲気をつくる
・相手に伝わるような質問をする
・相手の間違えに対して配慮する
・引き出したい答えにつながる質問をする

職場のコミュニケーションをテーマに2つの“きく”をご紹介しましたが、どちらも難しいことではありません。
先ずは、相手の立場に立ち、普段どのような姿勢や心で話を聴いていたか、自分自身を振り返ってみることをおススメします。”きく”スキルは自分自身を振り返ることなくして発展しないのですから。

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