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3分で読める人材教育の話

オンラインだからこそ大事にしたい“非効率”の話

2021.07.29

テレワークの最大の欠点とは

「創造性は何気ない会話から、行き当たりばったりの議論から生まれる」

 スティーブ・ジョブズが残した言葉にこんなものがあります。

 ここから何が言いたいかと言うと、今のテレワークの進め方では
イノベーションは起こりづらいということです。

なぜなら、テレワーク環境下においては
“雑談でさえ誰かが計画しないと始まらない”からです。

それに加えて、テレワークの導入によって個々の働きぶりが見えづらくなり
成果や効率重視の評価制度が取り入れられたり、
さらには「無駄は全て省くべきだ」という社会的風潮も原因としてあるように私は感じます。

もちろん、ビジネスにおいて
「目標を決めて、いかに効率よく最短で成果を出せるか」
というポイントは重要ですが、
一つひとつのアクションに効率や意味を求めすぎるのは
かえって逆効果ではないかと考えます。

だからこそ、テレワーク環境下において失われがちな“バッファ”、
いわゆる余白やゆとりをより意識的に設けるとともに、
「意味を求めすぎない」という勇気を持つことが
今後、このウィズコロナおよびアフターコロナを生き抜くために
とても大事になるではないかと考えます。

そもそも雑談が持つ意味とは

一見業務とは関係ないと思われがちな雑談ですが、社員の生産性向上には意外と効果があります。
例えば、一人で悩んでいた業務も気軽に上司・同僚とコミュニケーションを取り合うことで、
細かなアドバイスをもらえたり気づきを得やすくなりますよね。

また、雑談は社員のメンタルやモチベーションにも大きく影響します。
雑談をすることで、周りの人と仕事以外のつながりができるため、
話しやすい環境をつくることができますし、それが社員の心理的安全性の向上につながり、
結果として会議での発言が出やすくなったり、といったポジティブな効果が期待できます。

実際に、これまで職場で毎日行われていた雑談が減り、
メンバー間の連携やチームビルディングに支障が出ている
といった事例も数多く耳にします。

では、もし新入社員がこの環境に入ってくるとなったらどうなるでしょう?

テレワーク導入前までは共に顔を合わせて仕事をしていたメンバー同士であっても
このような事態が起きているのですから、もう言わずとも分かりますよね。

人間関係の構築が無いままにオンラインでの業務を行うことになるため、
孤立感が大きくなり、帰属意識の低下につながります。

テレワーク環境下でのオンボーディングが難しいと言われる所以はここにあります。

テレワーク環境下で雑談を生む工夫

1.チャットツールで「雑談専用」のスレッドをつくる

GOOD&NEWや最近気になったニュースなどの話をするなど、
業務に関係ない話が気軽に投稿できるようなスレッドを設けるのも一つのやり方かと思います。

そして、その際はぜひ上司の方が積極的に投稿してあげてください。
そうすれば、部下たちも躊躇なく雑談のやり取りができるようになります。

2.オンライン会議でコミュニケーション機会を作る

普段業務で用いているZoomTeamsを用いてオンライン雑談の場をセッティングします。
朝礼やランチのタイミングでこれを入れることで、気分転換することができるため効果的です。

また、時にはテーマを設けたり、普段交流のないメンバー同士でペアを組んで会話を促すことで、
イノベーションが起こるかもしれません。

31on1ミーティングの頻度を増やす

すでに1on1ミーティングを導入している企業は多くあるかと思いますが、
社員のエンゲージメントを高めるためにも、コロナ禍においては一層この時間が重要になります。

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