気になって夜も眠れない?
研修を実施することになったら、
研修受講者の分析をしなければなりません。
今回のコラムでは研修に送らせる側である人事はもちろん
研修を行う我々も非常に気になってしまう
「受講者の研修に対する興味」という部分についてお話しします!
興味のレベル
ただ純粋に学びたいという一心で
皆が研修に参加してくれていたら、どれだけ嬉しいことでしょう。
ただ、現実問題そんなことはほとんど無いですし
個人としてだってそんなに多くはありません。
本当は研修に参加したくないのにも関わらず、無理やり参加させられている人や
「普段の業務よりは楽だから」と思い研修に参加している人、
他にも、ただ他人と話したくて来ている人などなど、受講者属性は様々です。
しかし、最も考えるべきは研修当日にこういった受講者たちにどう対応するかではなく、
実施する前に、研修内容に興味を持っていない人を極力減らし「真摯に学びたい!」
と思って研修に来てくれる受講者をいかに増やせるか、ということです。
そのための施策を2つ紹介します。
受講者にとってのメリット
まず、施策について考える前に受講者にとってのメリットを考える必要があります。
・どんな課題が解決できるのか
・どんな知識・スキルが身につき、業務にどう役立つか
・過去に参加した人たちがどんなふうに活躍し、どんな成果を出しているのか
etc
これらを明確にしたうえで、しっかりと運営側が受講者に発信する必要があるのです!
研修の告知事前連絡や張り紙等、事務的な文章になるのでなく、
「この研修、面白そう!タメになりそう!受けたい!」と
思えるものになるよう工夫しましょう。
なので、研修タイトルや連絡事項だけではもちろんダメであり、
先ほど挙げた研修参加者のメリットを常に考え、対応しなければいけません。
上司を巻き込む
2つ目の施策ですが、実は上司の研修への送り方が非常に重要なポイントとなります。
以下の2つのケースをご覧ください。
<A>
遠藤さん、来月の○○研修の連絡がきたよ。
こういう研修で理論を学んでも、結局は現場問題と乖離している部分もあるし
役に立つかは疑問なんだけどね。しかも、この忙しい時期に、、。
というわけで悪いんだけど行ってきてもらえる?
<B>
遠藤さん、来月の○○研修の連絡がきたよ。
このテーマに関しては、いつも我々が現場で試行錯誤している△△の問題だよね。
一度理論を学習してみれば、それらを応用し良い結果を出すためのやり方が
見えてくるかもしれないね。それに、次のプロジェクトにも活かせると思うから、
是非、参加して感じた気づきや学びを後で皆にも共有してほしいな。
いかがでしたか?
このように上司の送り出し方ひとつで
研修参加者の心情が変化するということを感じていただけたと思います。
そのためにも、研修参加者が「どう送り出してほしいか」まで
運営側がしっかりと考え、発信していく必要があります。
まずはトライ!
本日、ご紹介したテクニックは特段難しいものではございません!
是非、次の機会から活用してみてはいかがでしょうか。
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