あの偉大なるビジネスパーソンも習慣を大切にしていた
かの有名なスティーブ・ジョブズは、自分の30歳の誕生日パーティーの招待状に
「人生の最初の30年で、人は自分の習慣をつくる。
そして人生の残りの30年では、その習慣が人をつくり上げる」
と書くほどに習慣を大事にしていました。
もちろん、ビジネスパーソンのみならず、
数々の大記録を打ち出してきたスポーツプレイヤーなど
成功を収めてきた多くの人は習慣を大事にしている、と口をそろえて言います。
それもそのはず、習慣による行動というのは
人生の行動の内、40~50%を占めると言われており、
習慣を意識していないということは、人生の約半分を
流されるがままに生きているということになってしまいます。
休日にダラダラとし過ぎて、1日を無駄にしてしまったというのも
このようにただ流されるがままに生きているからかもしれません。
では、そもそも習慣とは何なのか?
習慣とは「意識せずとも(無意識に)、日常的に繰り返し行っている行動および思考」のことで、
筆者であれば「朝起きたら、プロテインを飲む」、といった感じです(笑)
とはいったものの、習慣化するということはそんなに簡単ではないですよね?
皆さんが年始に立てた目標って、今どうなっていますか??
おそらく、早々に諦めてしまった、という方も多いのではないでしょうか?
そこでオススメしたいのが、今回紹介する「イフゼンプランニング」という考え方なのです。
イフゼンプランニングとは
イフゼンプランニングとは、コロンビア大学の
モチベーションサイエンスセンターで副所長を務めるハイディ・グラント教授が、
著者『Nine Things Successful People Do Differently』で提唱している、
目標達成のための手法です。
手法自体は非常にシンプルで、
「もし(if=イフ)、Xをしたら、その時に(then=ゼン)Yをする」
というルールに則って計画を立てる手法のことです。
具体的に例を挙げるとすると
「週3回以上ジムに行く」ではなく、
「毎週月・水・金曜日は仕事から帰ってきたら、ジムに行く」のように、
イフの状況をできる限り具体的に設定することがポイントです。
一見なんてことなく見えるイフゼンプランニングですが
どうしてそこまで効果的と言われているのでしょうか。
これ実は、人間の脳の仕組みに起因していて、
人間の脳は「XならばYを実行する」という指示に反応しやすくなっているからなのです。
そのため、Xが起きるタイミングで自然とYに意識が向くようになり、
もし他のことで頭がいっぱいだったとしても、
Yを見落とすリスクを大幅に減らすことができる、という原理です。
さらに、脳は無駄なエネルギー消費は回避し、節約しようとする性質があるため、
繰り返し行われる行動はパターン化し、無意識に行うようになり、
最終的に習慣化されていくという流れになります。
※何かを意思決定するというアクションは、脳にとってエネルギーを消費する行為なのです
習慣が幸せを作る?
ポジティブ心理学の第一人者である、ソニア・リュボミアスキー、エド・ダイナー、
マーチン・セリグマンの3人の教授が研究開発したものに「幸福の公式」というものがあります。
幸福=設定値(40%)+生活状態(10%)+自発的活動(50%)
①設定値・・・物事の考え方(思考習慣)
②生活状態・・・日々発生する出来事・自身の生活環境
③自発的活動・・・自分で意識的に行動をコントロール出来ているか(行動習慣)
つまり、自身の幸福度の90%は習慣に依存するということです。
是非、イフゼンプランニングを使って自身の習慣・人生をコントロールできるようになり、
幸せな人生を送れるようになりましょう!
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