初めて部下・後輩を持つ人必見!新入社員の不安と気持ち
2023.03.06
ツイート4月に新入社員を迎える準備はできていますか。
企業は新入社員に対して、早く成長をし、会社で活躍してほしいと期待を込めていると思います。
しかし、そのためには、新入社員を育成する上司や先輩に新入社員を
上手にマネジメントするスキルや新入社員の気持ちに寄り添えることが求められます。
マネジメントを成功させ、新入社員に会社で活躍したもらうための第1歩として、
本コラムで新入社員の気持ちを知りましょう。
新入社員の気持ち
周囲との関係に不安を感じている
新入社員は入社の際、期待と同時に不安を感じています。
「会社説明会などで聞いていた仕事の内容と現実にギャップはないか」、
「仕事についていけるか」など、これまでの学生時代とは全くの
新しい世界に飛び入るため、様々なことが不安要素となりやすいです。
とある調査では、仕事をする上で不安に思っていることとして最も挙がった要素は、
「上司・同僚とうまくやっていけるか」がトップでした。
SNSが身近にある環境で育ち、学生時代はコロナの影響から半分近くをリモートで過ごしていたことから、
人間関係への不安は、これまで以上に複雑になっています。
特にSNSの発展から、新入社員は建前と本音の使い分けが上手になっており、
表面上は上手くいっていると上司・先輩が感じているとしても、
本音は全てSNSで明かすなど、言葉だけでは判断できないことがあります。
そのため、これまで以上に新入社員の様子を深く注意して観察する必要があります。
仕事とプライベートの両立に対する不安
ここ数十年でワークライフバランスを大切にする動きが見られるようになりました。
中でもここ近年の新入社員は、この点を重視している傾向にあります。
昭和、平成初期のことは、「プライベートよりも仕事」「寝る間も惜しんで働け」と
上司に言われることがあった時代でしたが、
現在は、プライベートを仕事と同じように大切にしたいと考えている新入社員が多いのです。
そのため、新入社員は自分が入った会社でちゃんと定時に上がれるか、
無理な残業はないかと、不安に感じています。
上司・先輩としてできること
新入社員は、慣れない仕事や環境に不安を感じています。
本コラムでは、新入社員が感じている不安要素を2つあげましたが、
一人ひとり感じている不安は異なります。
自分の部署に配属された新入社員が何に不安を感じているのか、
どのように活躍していきたいのか、耳を傾け、解消できるようにサポートをしていくとよいでしょう。