2016.02.29

2020年を目の前に女性活用推進の一歩として何をするべきか?

あゝ人材教育!3分ななめ読み

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女性活用と叫ばれてもう随分と時間がたちますが、あなたの職場はどうでしょうか?
政府は2020年までには女性管理職を全体の30%にまで引き上げるという目標を掲げていますが、現実的にいまだ1~2割程度にとどまっているのが現状なのです、、、。

そこで、女性活用を進める為の一歩として何をするべきか?を考えてみましょう。

● 女性活用が進まない理由

女性活用が進まない理由は、雇用者側と被雇用者の双方から考える必要があります。
雇用者からみた理由は「目の前の業績への意識」と「女性活用を行う為のコスト」です。
女性活用を行うことが企業の生き残りや可能性を広めると感じていながら、目の前の業績に気を取られ、長期的な計画に踏み出せないのです。また女性を活用するために、育児支援など女性が働きやすい制度と整えることにかかるコストを考え、二の足を踏んでしまうのです。また、被雇用者である女性側には「魅力を感じられない」ことと「不安が強い事」の2つがネックとなるのです。

働きやすい環境が整えられていない状況では、責任を課せられる管理職を引き受けようとは思えませんし、家庭を持つことを考えても不安がぬぐえませんよね。

● 女性活用のメリット・デメリット

では女性活用で得られるメリットを見てみましょう。

1.女性ならではの気配りや目配り
2.チーム意識を高め、働きやすい環境作り

観察力に優れていることから、仕事の進捗状況・部下の精神状態などを把握し、適切にサポートすることができる為、仕事を行っていく上でのより良いチームワークを構築できます。

次にデメリットについて見てみましょう。

1.ライフワーク(結婚・出産・子育て・相手の転勤)に仕事が制限を受ける
2.女性という社会的な目線が強い

家庭の事情が仕事に影響を与える為、それをサポートできる環境を整備する必要があります。
また、管理職としてトラブル処理が必要な時、男性の上司を出せと言われてしまうことも少なくありません。

● 女性活用の一歩に「リーダー経験」

まずは実際に女性が管理職に近い立場を経験することから始める必要があります。
会社としても実績が上がらないと制度を整えるのが難しいという事情もあることでしょう。
そこで、まずは候補となる女性に適宜研修などを行いながらリーダーとしての経験を積んでもらう事から始めましょう。

そして雇用者側も被雇用者側も納得した上で、その企業や女性のライフスタイルに合った女性活用を模索することが大切です。
皆さんはどうお感じになりますでしょうか。

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