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あゝ人材教育!3分ななめ読み

フォローアップの神髄(9)~問題社員のフォロー~

2016.11.04

問題社員をどうするか

経営は、すべてが理想的に運ぶことはなく、事件や事故、犯罪など社会で起きている問題が企業内で起こることも想定の範囲です。

職場は、人間同士が協力し合い、全員で成果を上げて成り立っていくものですが、人は多かれ少なかれ問題を抱えているものです。上記のように、不祥事まで発展しないとしても、抱える問題の程度が大きいのか、非常に小さく表面にでないかという差があるだけとも言えます。

往々にして、管理職が手を焼いてしまう例を挙げてみると次のような問題ではないでしょうか。

やる気のない社員

何をするにも、やる気がなく、探究心もない、指示された仕事が満足にこなせないという問題社員はいるものです。
ストレスなどが原因の病的問題であれば、治療や長期休暇等、対処法がありますが、病的原因はなく単に怠けている状態という社員が存在するものです。

アメリカのように、解雇が頻繁に行われる社会であれば、その対象となるところでしょう。
しかし、日本は雇用を重んじていて、容易に解雇をしない風潮があります。
そのために仕方なく、面談をしながら時間だけが経過していき、異動先もなく指導もできないという状態に陥ってしまうのです。

これからは高齢社員が増える時代、雇用条件を不当に低くされた再雇用社員も増えることでしょう。
経営的、人事的に悩むべき問題ですが、果敢に問題を対処し解決しようと思う気概こそが解決へ向けてのよりどころとなるでしょう。

人間関係を築けない社員

企業組織にいる以上、一人だけで仕事が完結する仕事は無いにもかかわらず、よい人間関係を築けず、チームワークに参加できない社員も出現します。

自分の能力が極端に高いと信じている人や、逆に、極端に能力が追い付かずに、付いていけていない人もいるでしょう。こういう場合、話し合いでは全く解決できず、話の糸口すらつかめない場合もあります。

採用の場では良いと思われたのに、職場環境に全くなじめないケースが多々あります。
状況を納得し未来を切り開いていくために、転職も視野に入れ、自分で解決してもらえれば好いのですが、他者や企業のせいばかりにして、自分には問題はないという考え方をされると、手の打ちようがなくなってしまうのですが、根気よく、人事と相談し、解決の道を探りましょう。

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