2015.08.21

コピー取りは自己アピールできる絶好の機会

あゝ人材教育!3分ななめ読み

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営業職としてバリバリ活躍している華やかな自分をイメージし、期待に胸を膨らませて入社。

しかし、いざ会社に入ってみると、社会人としてのマインドやビジネスマナー研修等の受講にヘトヘト。
配属先でも会議資料のコピー取りやDM資料封入など、華やかなイメージとはかけ離れた”地味な仕事”。
1日も早く営業スキルを身に付けて輝かしい成績を収めたいのに、、、。

このように、入社前に抱いた華やかなイメージと現実との間にギャップが生じ、不満や喪失感が強まる新入社員も少なくありません。
(※このような現象を人事労務用語では「リアリティショック」と呼びます)

社会人になると、学生のように「自分の好きなこと」だけをやる・学ぶという姿勢は認められません。
当然やりたい仕事ができないという現実に対して、不満が溢れ出します。

皆さん、学生時代を振り返ってみてください。

部活に入部したけれど、はじめはボール拾いや先輩の練習を横目に声出しばかり。
たくさん実践練習して早く試合に出たいのに、、、ということはありませんでしたか?

でも、考えてみてください。
ボール拾いをダラダラ適当にやっていたり、お腹から声を出さずに覇気のない新人に
監督や先輩が「よし、試合に出してみよう!」と思うはずがありませんよね?
もし私が監督だったら、仮に技術力が高い新人であっても、間違いなく試合には出しません。

自分が望む仕事ではないからといって、ダラダラ適当にやっていると、
●仕事に対して当事者意識がない
●仕事に対して真摯でない
●つまり、信用が出来ない為、仕事を任せない
このように、自分の何気ない行動によって、上司からの評価が急降下してしまいます。

”地味な仕事”だろうが、与えられた任務をコツコツ懸命に遂行する。
”地味な仕事”は人間性が現れます。
上司は新人に対して、ビジネスの成果云々の前に人間性を評価しているのです。

”地味な仕事”は自己アピールできる絶好の機会と心得る!

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