2015.06.12

これからの社会で求められる”寄り添う能力”とは?

あゝ人材教育!3分ななめ読み

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私は異分野の講演会へ足を運ぶ機会が増えました。(勿論、自身の講演も積極的に活動しています)
講演後、講師の方にご挨拶がてら興味関心ごとなどを直接聞くことができ、とても良い日だと思って帰路に就く際、
もっと知りたいなぁと幸福を感じます。

最近、講演後や懇親会で気が付いたことがあります。新参者や異分野の方の話しかけが少ないこと、
仲間(=身内)だけでまとまっている、あるいは過去に参加されただけの人が、老若男女問わず、かなり多く見かけることです。
せっかくの貴重な機会なのだから、もったいないなぁ、と思うのは私だけでしょうか。

企業で働いて能力を伸ばす。これは、企業も働く人も望んでいます。
これからの社会では、以下3つの能力の向上が求められます。

1.「業務処理能力」

これを高めるためには、反復練習(意識して行う)から身につく(無意識・自然とできる)過程を踏むことです。

2.「表現する能力」

言語能力、コミュニケーション能力やプレゼン能力とも理解できます。いくら高いパフォーマンスを発揮しても、
表現能力が低いと評価されません。この能力の高め方についても先の1.と同様の過程を踏むことです。

3.「寄り添う能力」

新参者や異分野の人に、自ら寄り添う能力のことです。中国人がキューバ人に、インド人がアフリカ人に寄り添って行く。
人に寄り添うことから、話し合い、理解し合い、そして信頼し合うという一連の行為が必要と考えています。
日本人は奥ゆかしい、遠慮する、配慮する、場を読む人をよし、とします。しかし、これからは求められる能力として、
いろいろな人に自ら「寄り添い」、話し合い、理解し合い、信頼し合うこと、が大切と感じています。
案外、能力として理解されていません。高めるには、いろいろな場に行って、自ら寄り添い、経験を積むことです。

学生時代は社会に役立つよう「学ぶ」、社会人は社会に役立つよう「働く」。
ちなみにシニア以降は、自分が出来ること・自分しか出来ないことを社会に「伝えること」です。

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