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最近良く見かける虹色の環のマークはこれ!?サクッと教えちゃいます「SDGs」

2020.10.22

SDGsってなに??

最近よく耳にする「SDGs」というワード

「なんとなく知ってはいるけど、うまく説明できない」
という方、結構多いのではないでしょうか?

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、
訳すと「持続可能な開発目標」という意味になります。

「え?どういうこと?」
という方のために、さらに噛み砕いて説明すると、

SDGsとは、経済・社会・環境をめぐるさまざまな課題に対し、
2030年までに国際社会全体で行うべき17の取り組みのことを指します。

具体的な17の取り組み

17の取り組みは大きく分けて4つのグループにカテゴライズされます。

1.基本的人権と文化的な生活の保障

1:あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
2:飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
3:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
4:すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
5:ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
6:すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

2.豊かさの追求

 7:すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
 8:すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する
 9:強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
11:都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする
12:持続可能な消費と生産のパターンを確保する

3.環境問題への対応

13:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
14:海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
15:陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

4.平和と平等

10:国内および国家間の格差を是正する
16:持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
17:持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

どうして多くの企業が取り組んでいるの?

そして、最近このSDGsを自社ビジネスに取り入れている企業が多く存在します。
SDGsをプロモーションするためのカードゲームから、
SDGsを企業経営に取り入れるためのコンサルティングまで、本当に様々です。

なぜこういった企業の動きが増えてきているのでしょうか?

それは、SDGsを取り入れたビジネスを展開することで
経済価値のみならず、社会価値を創出することに繋がり、
それが最終的に企業価値の向上になるためです。

実際に企業に投資する人たちの多くは、
その企業が社会的な貢献度や姿勢を加味して
投資するかどうかを決めているそうです。

その他にも、顧客・消費者からのイメージアップや従業員のモチベーションアップ、
また採用ブランディングなど、取り組むメリットは非常に多いです。

要するに、SDGsは今後多くの企業が
ビジネスの土台とすべき概念といっても
過言ではないということですね。

どうやって企業はSDGsを導入していけばよいの?

まずは「SDGsの理解を深めること」、ズバリこれに尽きます。 

 企業がSDGsを導入するための5つのステップを定義した
SDGs Compass」においても、導入の第一ステップは
「企業がSDGsに関し十分に理解すること」とされています。

(参照:SDGs の企業行動指針 - SDG Compass)

 

是非、これを機に社内でSDGs勉強会などを実施されてみてはいかがでしょうか??


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