『オンライン研修×Zoom』セミナーレポート
2020.04.30
ツイートこんにちは!
ヒップスターゲートの田村です。
この度の新型コロナウイルス感染拡大の影響で
オンライン研修のニーズが加速しています。
私どもで開催した、Zoom活用のオンライン研修セミナーにも、
たくさんの方に参加いただきました。
今回のコラムはそのセミナーのレポートです。
(当日の画面)
当日は35名もの方にお集まりいただきましたが、
半数近い方が「Zoomを使ったことがない」ということでした。
セミナー内容
今回は1時間のセミナーということで、
オンライン研修の①実施前、②実施中、③実施後の3ステップに
ポイントを絞ってお伝えすることにいたしました。
なお、セミナーではZoomの細かな操作方法を割愛したため、
参加いただいた皆様には、「オンライン研修運用マニュアル」をお配りしています。
以下が当日のアジェンダです。
1.Zoomを活用するとできること
2.オンライン研修―実施前のポイント
・環境整備の5つのポイント
3.オンライン研修―実施中のポイント
・運営サポートスタッフの役割
・受講者の集中力を維持させるためのコツ
・ブレイクアウトセッションを体験してみよう
4.オンライン研修―実施後のポイント
・研修後のアンケート実施
・受講者のアフターフォロー
簡単に内容を説明します。
1.Zoomを活用するとできること
半数近くの参加者がZoomを使用した研修を実施・受講したことがないという事前調査もあり、
普段集合研修で行っていることをZoomでどの程度再現できるのかをお伝えしました。
・グループワーク → ブレイクアウトセッション機能
・クイズ、認識調査など → 投票機能
2.オンライン研修―実施前のポイント
オンライン研修の準備にあたり、特に重要視すべき、環境整備のポイントをお伝えしました。
①回線速度…映像の画質が粗くなることや、通信が途切れるのを防ぐため、Zoom推奨の回線速度を準備する
②機材…原則としてカメラ付きのパソコンからの配信・受講を行う
③Zoom設定…研修を行う場合、主催者は有料プランがよい
④配信・受講場所の整備…レンタルルームやバーチャル背景を活用し、研修に集中できる環境を整える
⑤セキュリティ…パスワードや参加承認制を使い、部外者の侵入を防ぐ
3.オンライン研修―実施中のポイント
オンライン研修の実施にあたり、必要不可欠な運営サポートスタッフの役割をお伝えしました。
①Zoomの操作…グループ分けを行う、チャットのコメントを拾う、画面共有を行うなど
②トラブル時の対応…通信トラブルがおきた受講者への対応や講師の補助を行う
③盛り上げ役(サクラ)…受講モデルとなり研修の活性化を図る
(実際の研修風景)
また、受講者の集中力を維持させるためのコツとして、
「研修設計」と「インストラクション」の両側面からいくつかお伝えしました。
①研修設計…受講グランドルールの設定、研修の推奨時間、ワークや休憩の間隔など
②インストラクション…話すスピード、ジェスチャーの大きさ、適度なアイスブレイクの活用など
4.オンライン研修―実施後のポイント
研修実施後のポイントとして、+αの観点から2点ポイントをお伝えしました。
①研修後のアンケート実施…WEB上で完結できるよう、QRコードやリンクでの共有がスムーズ(Googleフォームなど)
②受講者のアフターフォロー…研修終了後でも受講者が講師に質問できる環境を作る (LINEオープンチャットなど)
セミナーを終えて
参加いただいた皆様からはセミナー中も「こういう時はどうするの?」
といった質問をたくさんいただきました。
積極的に受講していただけていることを感じた一方で、
お伝えしきれなかった情報も多くあったというのが、正直な感想です。
実際にアンケートの回答には、「時間が短かった」、「もっと聞きたかった」
という声がありました。
ただ、セミナー自体の理解度としては、
90%以上の方々から理解できたという回答をいただき、ホッとしています。
(私のつたない説明をご理解いただき感謝申し上げます。)
もちろん時間内に回答できなかった質問に関しては、
セミナー後に、参加された皆様へ回答集としてお返事しています。
また、ヒップスターゲートではオンライン研修の運用サポートのご相談や
オンラインのビジネスゲーム研修など、様々なご相談を承っております。
セミナーについても次回テーマを検討中ですので是非またご参加ください!
その他、何かお困りのことがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
この状況を皆様とともに乗り越えていけたら幸いです。
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