研修講師マニュアル化のメリットとは?
2016.03.31
ツイート研修内製化を試みるにあたり、担当者の方は多くの課題に直面するかと思います。カリキュラム作成、テキスト・ツール作成、講師養成、研修の効果測定などなど・・・。テーマは決まっていても「カリキュラム」や「テキスト」に悩まれる方が多いように思います。
一般的な話になりますが、手っ取り早くビジネスマナーの講義をしたければ、書店に並ぶ本を一冊購入すればよいと思います。それを読み込み、内容をストレートに受講者に伝えるのです。
しかし、実際に経験された方は分かると思いますが、書籍をもとに講義することは意外と難しいものです。なぜなら、書籍は“読み物”であるからです。書籍にはワークの解答欄や講義のポイントなどは載っていませんので、1日通しての研修では活用しづらいのです(逆を言えば自己啓発には向いていますね)。
ヒップスターゲートでは、読み物ではなく、研修を行うことに特化した講師マニュアルを開発・商品化しています。細かな進行時間や講義のポイント、ワークの解答例など、その1冊があれば誰でも安心して講義(勉強会)ができる。そんな講師マニュアルを日々制作しています。
ちなみに、ヒップスターゲートが考えるマニュアル化のメリットとは“講義内容(質)の均一化”です。例えば、新入社員研修などの複数クラス同時開催において、マニュアル化せずに各講師に丸投げ(依存)していると、当たり前ですが各講師の講義内容にはバラツキが生じその結果、講師の経験値やスキルの差が浮き彫りになってしまいます。しかし、マニュアル化されていれば、入念な事前準備は必要ですが、講義内容のバラツキはある程度解消することができます。
また、「マニュアル化=見える化」することで、研修運営の検証がしやすくなることから、次回以降における研修の質が格段に高まります。