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最近よく耳にする「TOKYO PRO Market」っていったい何?

2021.12.06

最近よく耳にするであろう「TOKYO PRO Market」。耳にはしていても、実際どのような内容か、詳しく知らない方は多いのではないでしょうか?今回は「TOKYO PRO Market」について知りたいものの、まだ何も知らないという方に向け、そもそも「TOKYO PRO Market」とはという点から注目される理由まで、詳しくご紹介します。

そもそも「TOKYO PRO Market」とは?

東京証券取引所の第5の市場として注目されている「TOKYO PRO Market」は、2009年に開設された市場です。開設時は、東京証券取引所とロンドン証券取引所が共同設立した日本初の国際ベンチャー市場「TOKYO AIM取引所」を、201271日付けで東京証券取引所が吸収合併する形で現在に至ります。

TOKYO AIM取引所」は、1995年に設立された世界最大のベンチャー企業向け市場である「ロンドンAIM」をモデルとしていることでも知られています。

プロの投資家のみに限定された市場

TOKYO PRO Market」の最大の特徴は、その名称の通りプロの投資家に限定された市場であることです。プロの投資家として投資の知識、さらには実践的な経験が豊富であることが必要です。

プロの投資家、すなわち特定投資家として認定されるためには、国や日本銀行などの一定の金融機関の適格機関投資家等であるなど、細かな条件を満たす必要があります。一般投資家と異なり、金融商品取引法上の行為規制の一部が除外されますが、誰でも簡単に特定投資家として認められるわけではないため注意が必要です。

このように、市場をプロに限定することで、一般市場よりも柔軟な制度設計が可能となります。これにより企業は、上場を積極的に検討できるようになるのです。

注目度が高まっている背景

では、なぜ今「TOKYO PRO Market」への注目度が高まっているのでしょうか。

新規上場のハードルが高くなっている

一般的に上場と聞くと、東証1部・東証2部・マザーズ・JASDAQなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。信用性などの側面で、上場を望む企業の多くは東証1部・東証2部などへの上場を望みますが、年々そのハードルは高くなっています。コーポレートガバナンスコードへの対応など、特に中小企業には難しい内容が多く、上場そのものを諦める企業は少なくありません。

しかし「TOKYO PRO Market」の場合、一般市場ほどのハードル無く上場することが可能です。経営の支配権を維持したまま、監査機関1年ほどで上場できることから、中小企業はもちろん、ベンチャー企業にとっても非常に魅力的と言えます。

また、「TOKYO PRO Market」への上場を果たすことができれば、社会的な信用を獲得することが可能です。一般市場と比較して上場への準備負荷を減らしながら、信用に加え知名度を獲得できる点で、注目度が高まっていると言えるでしょう。

サポートが手厚い

中小企業やベンチャー企業の場合、上場したいものの経験やノウハウがなかったり、シーンに応じてアドバイスを求めたい場合もあるでしょう。「TOKYO PRO Market」が魅力的なのは、公式アドバイザーである「J-Adviser」によるサポートを受けられる点です。

J-Adviser」は東京証券取引所から認定を受けているため、十分な信頼感を持っています。加えて上場指導や上場審査、さらには上場後のモニタリングまでを全て担ってくれます。

一般市場への上場の場合、自社で上場準備を行い、証券会社の審査をクリアした上で東京証券取引所の審査に合格する必要があります。時間や労力が掛かる点も上場のネックになりますが、「TOKYO PRO Market」ではそのあたりの心配は必要がないということも大きな魅力のひとつでしょう。

必要なのは定性面

一般市場の上場には、業況などの定量面の基準が厳しく設定されていますが、「TOKYO PRO Market」にはそのような基準はありません。定量的な基準がないぶん、定性的な基準が設定されています。

上場適格性要件と呼ばれる基準は、一般市場と同様の内容が設定されています。「企業情報や適切な情報開示はできているか」「反社会的勢力をきちんと排除しているか」などの5つの要素が必要となりますが、この点に関しても先述の「J-Adviser」が確認・判断を行うため、納得感を持って確認することが可能でしょう。

TOKYO PRO Market」に要注目!

一般市場への上場は、この先さらに厳しくなることが予想されています。そうなると、「TOKYO PRO Market」の注目度はさらに高まっていくでしょう。

プロの投資家が投資する企業は、今後社会的に注目度が高まる可能性が高いとも言えます。まずは「TOKYO PRO Market」の存在を知った上で、一度銘柄を確認してみてはいかがでしょうか?

 

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