今よりも社員教育を充実させたい。そのようなお客様から以下のような質問を受けます。 「下の階層からやるべきか?上の階層からやるべきか?」
答えはズバリ“上の階層”からです。
では、なぜでしょうか。そそれは簡単に言うと、下は上に染まる法則があるからです。
いくら新人を外部の教育機関にて指導しても、現場に戻れば上司の監督下に置かれます。先輩たちに囲まれます。当然ながら、その環境に徐々に染まっていきますよね。 上の階層(管理職層)から変革していくことが、下の階層に対する強烈なメッセージになるのです。(勿論すべての階層を教育できれば、言うことないのですが、なかなか難しいですよね、、、。)
ただ、例えば管理職研修を内製化するのは意外と難しいものです。なぜなら、上の階層になればなるほど、“経験”が邪魔をして、指摘事項を素直に受け入れられない傾向がでるからです。いわゆる固定観念による”オレ流”を大事にしてしまう風潮です。また、同じ社内講師が受講者よりも下の階層の人間ですと立場上、モノを言いづらいということもあります。 そういう時は、内製化に外部の教育機関による研修をミックスされることをおススメいたします。
外部講師ですと受講者と利害関係(上下関係)がない分、上の階層(管理職など年齢層の高い人たち)に対しても遠慮なく指導できることからも研修効果が望めます。 いわゆる第3者の目というものです。これが研修を内製化する際の一番のデメリットだと私は感じています。
どうしても自社だけで研修を行うと、近視眼的になり、指導(指摘・アドバイス)が緩くなってしまう可能性があるということです。
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