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あゝ人材教育!3分ななめ読み

可視化された研修教材と体験型ツールで社員研修の成果をあげる

2016.04.06

皆さんの企業は社員研修の教材を定期的に見直していますか?
長い間、同じ教材や資料を使ってはいないでしょうか。

研修はその間も給与が発生する貴重な時間です。より良い結果が得られるよう最新かつ最適な資料を準備しなければなりません。

そこで今回は、社員研修における教材やツールについて今一度見直したいと思います。

研修教材の役割

さて、改めて研修教材の役割を確認します。

・役割1は「講義の補足」です。
研修のテーマによって言葉だけでは伝えにくい事柄があります。そのようなとき、講師の言葉を教材で補足することによって受講者が理解しやすいという役割があります。

・役割2は「虎の巻」です。
研修を受けているときは理解したと思っても、月日が経つとどうしても忘れてしまうものです。そんな時に、思い起こして確認をし、復習を行います。

教材に欠かせないもの

ご紹介した研修教材の役割を満たすために、教材に出来るだけ入れたいのが「図」や「イラスト」です。文字の羅列だけでは分かりにくい内容も、説明書きの隣に図解があると理解しやすいものです。

もう1つ、欠かせないのが実はテキストの「余白」です。
講師の説明をメモにとっておくと、後から見返しても分かりやすくなりますよね。また、余白部分が目に入ることによって、テキストの内容が区切られるため、頭で整理しやすくなるのです。多くの余白部分を作っておくことをお勧めします。

プロジェクターを活用しよう

研修を受けている社員の目線が常に下を向いていることに気づいたことはありませんか?資料を見ながら話を聞きメモを取っているからです。

しかし、このようにひたすら受け身で受講した研修は詰め込まれただけにすぎず、記憶に残らないばかりか活用ができない傾向にあります。

そこで、プロジェクターに資料を映すなどして目線を前に向けるようにしましょう。そうすることで、受講者と目が合う機会が増えます。アイコンタクトはコミュニケーションの基本です。意見を出してもらうなど、より積極的に参加してもらいやすくなります。

ゲーム型ツールを取り入れよう

研修を受けた後、社員に理解度を確認すると「なんとなく分かった」という回答が多くありませんか?そして次に出るのが「やってみないと分からない」という言葉です。「分かっている」と「実践できる」は全く意味が異なります。やってみないと分からない、は正直な感想ですし、実際に経験をしないと疑問さえも出てこないものです。

そこで、研修の中に実際に体験する時間を取り入れることが大切です。それもいきなり現場さながらに行うとどうしてもうまくできない為、ゲーム型ツールなどを取り入れて、楽しみながら体験することが有効でしょう。

研修で使用する教材やツールは、研修の理解度や成果を上げるために欠かせないアイテムです。出来るだけ可視化された情報を含む教材を取り入れ、ゲーム型ツールを利用して体験しながら学べる工夫をしましょう。

効果的なアイテムの利用が研修の成果につながります。

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