ビジネスで欠かすことのできない”報連相”。
これは、報告・連絡・相談の略称ですが、苦手にしている新人や若手社員が結構多いようです。
・上司から「この前の○○ってどうなってるの?」と幾度と聞かれる
・タスクの進捗が大幅に遅れ、メンバーに度々迷惑をかけている
・自信満々の成果物なのに、いつもやり直しを余儀なくされる
などなど、これらは全て”報連相”が原因であり、結果として仕事の効率(チームの生産性)を下げているのです。
今回は”報連相”の本質をお伝えしますので、この機会に復習していただき、新人や若手社員の指導に是非活かしてくださいね。
”報連相”における重要ポイントとしては、
(A)報告・連絡・相談それぞれを構成する要素を分解する
(B)思ったことを書き出し整理した上で上司の所へ向かう
の2点です。
具体的には・・・
(A)報告・連絡・相談それぞれを構成する要素を分解する
・相談は「1.事実を伝え」「2.所感を述べ」「3.意見をもらう(依頼する)」(3要素)
・報告は「1.事実を伝え」「2.所感を述べる」(2要素)
・連絡は「1.事実を伝える」(1要素)
(B)思ったことを書き出し整理した上で上長の所へ向かう
・事実と所感を分けて書き出す
・結論から述べ、最後に理由や経緯を添える
”報連相”の質の向上は、個人のみならず組織のパフォーマンスに直結するのですから、
今一度、自部署の”報連相”について点検してみてはいかがでしょうか。
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