12月も中旬に差し掛かり、年末年始の休みが近づいてきました。
今年は3年ぶりに行動制限がない年末で、会社での大人数の飲み会を企画しているところもあることでしょう。
久々の飲み会を楽しみにしている人がいる一方で、
新入社員や2年目社員は、こういった場に参加するのは初めてという人もいます。
いわゆる「飲みにケーション」と呼ばれる場で、みんなが気持ちよく参加できるために、
上司・先輩が注意しないといけないことをおさらいしておきましょう。
飲みにケーションとは
飲みにケーションとは、「飲み会」と「コミュニケーション」が組み合わされた言葉です。
お酒を交えながら話すことで、普段は周囲へ言えない本音を伝えることができ、
互いの関係性が深まることが期待できます。
しかし、飲みにケーションの場で部下を叱責したり、行きたくない人を強制的に参加させることは
パワーハラスメントに該当するなど、こういった場に対して否定的な意見を持つ人もいます。
特に近年の若者の傾向として、プライベートを重要視していることから、飲みにケーションの場を嫌っている人が多いという特徴があります。
飲みにケーションでの注意点
参加を強制してはいけない
大前提として、参加は強要してはいけません。
家庭の事情から参加できない人もいますし、そもそもこういった場を得意としていない人もいます。
当然、こういった場に参加をしないと昇進が遅れるといった文言を上司が部下に伝え、
参加を強要するようなことはパワーハラスメントに該当します。
参加者が参加・不参加を選べるような雰囲気をつくることが重要です。
飲み会は明るい未来の話を心がける
飲み会の場でお酒が入り程よく酔うと、会社や周囲のメンバーに対する不満や愚痴が出る場合もあるかと思います。
しかし、ずっとその話が続かないように心がけましょう。
ましてや、その場でメンバーに説教をすることはNGです。
あくまでも、みんなが楽しく、かつこれからの仕事に力を入れてもらうために、
今後思い描いている展望や周囲に期待していることなど、明るい話をしましょう。
相手の雰囲気を察する
飲み会が始まると、2次会、3次会と遅い時間まで続くことも多々あるかと思います。
こういった場合、途中で帰りたくても、上司の「次も(当然)行けるよね。」という誘いをされると、
断れないメンバーもいるでしょう。
そういう場合、上司はもちろん、周囲のメンバーも互いの雰囲気を察し、
帰りやすい雰囲気を作ることを忘れないようにしましょう。
まとめ
近づいている年末に向けて、飲み会の予定を入れている人が多いことでしょう。
特に今年は3年ぶりの自粛のない飲み会が開催できるため、気持ちが昂ると思います。
しかし、開催の前に今一度飲みにケーション注意事項を確認し、
みんなが気持ちよく参加できる場にしましょう。
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