マネジャーの自己開示と部下との距離
2016.10.27
ツイートマネジャーの役割の一つに部下の管理が挙げられます。
しかし、部下をマネジメントする前に、まず自分をマネジメント(自己管理)できなければ話になりません。
①自分が達成すべき目標
②自分の長所や短所
③周囲(主に)からどのように見られているか
これらをしっかりと把握することができているでしょうか。
時折ですが、「部下がなかなかなついてくれない、、、」
と嘆いている方を見かけます。
「部下がなつかない、、、」
第3者からすれば、部下と信頼関係を築けていない原因が、
あたかも部下側にあるように聞こえますが、果たして本当にそうでしょうか。
部下と信頼関係を築く第一歩は、“自己開示”です。
自己開示するから、相手も心を開いてくれるのです。
マネジャーとプレイヤーは、力関係に明らかに差があります。
力が強いマネジャー側が、まずは歩み寄ることが大切です。
『ジョハリの窓』を聞いたことがある方も多いかもしれません。
人間には、対人関係において4つの領域があるということを論じたモデルです。
(参考URL:ウィキペディア)→ http://u0u1.net/zgr2
すなわち
A開放の領域 → 自分も他人も知っている
B盲点の領域 → 自分は知らないが他人は知っている
C秘密の領域 → 自分は知っているが他人は知らない
D未知の領域 → 自分も他人も知らない
Aを広げれば、部下に対する自己開示が進みます
Bを把握できれば、誤解やトラブルを未然に防ぐことができます
Cは必要に応じて開示していくとよいでしょう
Dには新たな才能や可能性があります
これらを意識して、部下と接してみてはいかがでしょうか。