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2015年度新入社員労働に関する意識調査

2015.07.13

2015年度新入社員労働に関する意識調査

2014年度新入社員藤堂に関する意識調査

2015年度新入社員1312名を対象に意識調査を実施いたしました。近年の新入社員は学習指導要領や社会環境が目まぐるしく変化するなかで成長をしてきました。よって職場での新入社員との関わり方は年ごとの試行錯誤となっているのが現状です。その一例として1990年代後半からのネット社会へのドラスティックな変移は、現在、各職場でリーダーとして活躍している世代と新入社員との間にコミュニケーションの溝を作り出しています。企業の永続的な経済性の追求を果たすために、人材育成、とりわけ新入社員教育は質の高さが求められます。当意識調査では、講師陣にも新入社員の「強み」「弱み」をヒアリングしています。人材育成の手助けになれば幸いです。

調査概要

◆受講者に対するアンケートの実施

【調査名称】2015年度新入社員 労働に関する意識調査

【調査方法】アンケート調査(選択式)

【対象人数】2015年度新入社員 1312名(ヒップスターゲート実施プログラム受講者)

【調査期間】2015年3月30日~ 5月1日

Q1 会社の先輩や上司に何を期待しますか?

2015 年調査結果は、「マナーや仕事の基本スキル」36.5% 、「仕事以外の話ができる雰囲気」35.2%が高い数値を示した。業種別では、「マナーや仕事の基本スキル」は商社が59.3%と最も高く、続いて金融が49.6%、情報・通信業が47.1%である。「仕事以外の話ができる雰囲気」は、化学が42.4%と高く、続いて製造が41.1%である。

Q2 働くうえで重要だと感じていることはなんですか?

2014 年・2015 年ともに、「仕事がこなせる能力」と「周囲との良好な人間関係」が高い数値を出している。ただし、2014 年と比較すると2015 年では、「仕事がこなせる能力」が42.9%、「周囲との良好な人間関係」が40.6%と順位は逆転している。業種別では「仕事がこなせる能力」は商社51.9%と最も高く、続いて情報・通信業が47.1%である。「周囲との良好な人間関係」は、化学が50.8%とひときわ高い数値である。

Q3 仕事をする上でモチベーションとなる事柄はなんですか?

2015 年調査結果は、「自己実現」32.7%、「社会人としての成長」26.7%が高い数値を示した。業種別では、「自己実現」は化学が39.2%と最も高く、続いて製造が36.7%、情報・通信業が35.3%である。「社会人としての成長」は、商社が35.2%と最も高く、情報・通信業は2014 年に比べて数値が下がり25.2%である。

Q4 指示を受けた仕事で不明点があった際はどうしますか?

2015 年調査結果は、回答が集中したのは「指示者への確認」35.3%、「周囲への確認」30.6%、「調べて進める」24.5%である。業種別では、「指示者への確認」は2014 年と同様、情報・通信業が46.3%と最も高い。数値が低いのは化学の25.4%である。 「周囲への確認」は2014 年と同様、化学が40.7%と最も高い。2014 年との大きな違いは、情報・通信業は2014 年は「調べて進める」が「周囲への確認」より高かったが、2015 年は周囲に頼る様子がうかがえる。

Q5 あなたは先輩や上司から何を期待されていると思いますか?

2015 年調査結果は、回答の中でも高いのは「不明点を確認しながら進める」27.4%、「周囲を見て気配りある行動をする」26.8%、「先輩を手伝い覚える」 26.8%である。業種別では「不明点を確認しながら進める」は化学が44.1%と最も高く、「周囲を見て気配りある行動をするは、金融が34.7%と最も高い。「先輩を手伝い覚える」は業種別の差がほとんどないが、化学が13.6%と他に比べて低い。

Q6 将来、海外で働きたいですか?

回答の中でも高いのは「スキルが身についたら働きたい」45%、「短期間ならば働きたい」22.6%、「海外では働きたくない」は、情報・通信業が22.8%、商社が16.7%と海外勤務に対する意識が低い。

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