リモートワークの普及に伴い、以前にも増してオンライン研修が主流になりつつあります。オンライン研修は遠隔地からでも受講できるというメリットがあるものの、環境面の準備が万全でないと正しく受講することができません。そこで、本日はオンライン研修における環境面のBest Answerを、受講者の立場からご紹介します。
表記
◎Best=最適な選択肢
○Better=次点の選択肢
◆Another=他の選択肢
1.音声ツール
◎Best:ヘッドセット(マイク付き)
○Better:イヤホン
◆Another:外付けスピーカー
解説
音声の最適解は「ヘッドセット(マイク付き)」です。イヤホンよりも耳の密閉性があり、音が漏れにくく、聞き取りやすいです。マイクもついているので、話し手の機能としても優秀です。イヤホンも悪くはないですが、マイク機能がコードについているものもあり、その場合はマイクを口元にあげる動作が必要となります。自分一人しかいない部屋では、スピーカーでもいいでしょう。ただし、急な来客や電話がある可能性もあります。ミュート機能も適宜活用しながら受講するようにしましょう。ちなみにPC内臓のスピーカーでもいいですが、音質がよくない場合が多いため、あまり推奨はいたしません。
2.視認ツール
◎Best:Webカメラ(PC内蔵)
○Better:Webカメラ(外付け)
◆Another :なし
解説
そもそもWebカメラがないと自分の姿を相手に見せることができません。これからPCを調達する場合は、多少高価でもWebカメラが内蔵されているPCを選択することをお勧めします。外付けカメラでも構いませんが、持ち運びの際に荷物が増えるので、よりコンパクトにまとめたい場合は内蔵式をお勧めします。例外として、映る人数が複数の場合は、カメラ本体を動かしやすい外付けの方が望ましいです。
3.インターネット回線
◎Best:有線
○Better:無線
◆Another :なし
解説
オンライン研修において、インターネット回線は必須ですので、用意していないことはないかと思います。あえて言うのであれば、回線が切断されるリスクの低い有線での接続をお勧めします。無線でももちろん構いませんが、セキュリティ面でリスクのあるフリーWifiや、バッテリー切れリスクのあるテザリング(=スマートフォンやタブレットを介した通信)はあまり向いていません。
4.テキスト
◎Best:紙で印刷
○Better:データ(操作機種とは別のPC・タブレット)
◆Another :データ(操作機種と同様のPC・タブレット)
解説
テキストは紙で印刷したものが手元にあることが最も望ましいです。講師の話を聞きながら必要に応じて“スムーズに”メモをとることができるためです。データで都度参照する方法でも問題はありませんが、できれば操作している(研修受講している)機種とは別の媒体で確認できるとよいです。同じ機種で<研修画面><テキスト>を行ったり来たりするのは意外と手間になりますし、メモをとる余裕もなかなかありません。もしそのような方法で受講する場合は、手元に白紙のメモ帳を用意しておくとよいでしょう。
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