「25歳の壁」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないのでしょうか。
4年生の大学を卒業した人は入社して3年目となり、仕事に対して慣れが出てくる頃です。
入社時に描いていた夢や希望、理想と、いま目の前にある現実とのギャップに
不満や不安を感じやすい時期となります。
キャリアアップを目指して転職をすべきか、今の会社で上を目指していくか悩んでいる人も多いことでしょう。
さらに私生活では、結婚や出産など大きなライフイベントを迎える人も増えてくるころでしょう。
または、学生時代からの友達がそういった変化を迎えることで、あなた自身もこれからの人生を
どのように描いていくべきかを真剣に考えるきっかけになっているのではないでしょうか。
このように25歳は仕事と私生活で大きな変化を迎えやすく、
その変化に伴って発生する障壁を「25歳の壁」と呼びます。
まさにこの記事を読んでいる人の中にも、「25歳の壁」にぶち当たろうとしている人がいることでしょう。
本コラムでは、この壁の突破方法について書いています。
ぜひ本記事を参考にして、25歳を良い人生のターニングポイントとなるような年にしてください。
「自分の過去」に突破する糸口がある
学生時代や社会人時代でぶち当たった「壁」を思い返してみましょう。
あなたにとって一体何が壁だったのか、
そしてどのようにしてそれらを乗り越えてきたのか客観的に把握しましょう。
そして、その壁に当たったときにあなたはどのような感情を抱いたのでしょうか。
壁に当たった時あなたは「大きく成長できるチャンス」と感じましたか?
それとも「何かを言い訳に回避しよう」としましたか?
「壁と感じた出来事」「壁に当たった時の感情」「壁を乗り越えた方法」
これら3つを客観的に把握することで、あなたの強みや思考の癖が明確になります。
現状の「自分」を知る
あなたがこれまでの人生で身につけたスキルや知識、成果や実績を書き出してみましょう。
特に仕事を始めた時には出来ていなかったことが、
今は出来ていることはあなたが思っている以上にたくさんあるはずです。
これらはすべてあなたの財産となり、今後もあなたの強みとして必ず役に立つものなので、
自分が持っている知識やスキルを明確に把握していくことは重要です。
あなたの「理想」を思い描く
あなたが目指す「ありたい姿・なりたい将来像」を明確にしましょう。
この時に重要なのは、仕事におけるありたい姿だけでなく、
人生を送る上でありたい姿を思い描くことが重要です。
「年収1000万円になる」「管理職になる」だけでなく、
「月に一回家族と旅行けるようにする」「プール付きの大きな家に住む」など多角的な角度で、
あなたの「理想」を追求しましょう。
この時に多くの人が、理想を描いた後に「でも現実的に考えたら無理だよね」と考える傾向にあります。
できる・できないかは一旦置き、あなたの理想を思い浮かぶ限り書き出してみることが重要です。
「理想」の優先順位を決めよう
様々な理想を書き出したあと、その項目を見て「現実的ではないな」と思うことがあるでしょう。
それはあなたが理想とするものが多く、それを一気に叶えようと考えているからです。
理想に近づいていくためには、それらを細分化してひとつずつ実現していくことが、
理想を叶える一番の近道なのです。
あなたが最も譲れない項目は何でしょうか。
まずは、その項目を叶える努力をしましょう。
「現実」と「理想」の溝を埋める
貴方が最も叶えたい理想の姿を叶えるために、今のあなたに足りないものはなんでしょうか。
足りないものを全て書き出し、それらを身につけるためにあなたは何をすべきかを明確にします。
今いる環境で実現のために何ができるのか、もしくはこのままの環境では、
理想を実現することは難しいのか、出来ることと出来ないことを明確にしましょう。
あとは、現実と理想のギャップを埋めるために、
できることを行動に移すことであなたの理想が実現されることでしょう。
まとめ
25歳は仕事でもプライベートでも大きな変化が多く、これからの人生設計に迷うことがあることでしょう。
そのとき、現在を軸に人生設計をするのではなく、理想を軸に設計することで、
より充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。
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