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あゝ人材教育!3分ななめ読み

2023年度の新入社員はどんな人?彼らの生きてきた時代を辿ってみよう!

2023.01.31

2023年4月が近づき、そろそろ新入社員を迎える準備が本格的に始まってきたころかと思います。

「今年はどんな新入社員が入ってくるかな?」「新入社員と先輩、後輩として仲良くなれるか不安だな。」
こういった思いを持っている人も少なからずいるのではないでしょうか。

近年の新入社員は「デジタルネイティブ世代」「Z世代」「コロナ世代」など、
様々な呼び方がされており、時代変化への対応力が高いとされています。

一方で、「新入社員は対面でのコミュニケーションが苦手」、「主体性がない」などと言った、
オンラインで育ってきたからこそ、対人コミュニケーションへの不安や、
調べても正解が出てこない問いが苦手といった、ネガティブな印象もあるのが事実です。

そんな新入社員を理解するための一歩として、
本日のコラムは2023年度の新入社員が辿ってきた時代をめぐっていきたいと思います。

 2000年生まれの新入社員

2023年度の新卒は2000年前後に生まれました。

2000年の社会的な出来事としては、小渕恵三首相が緊急入院し、
後継の首相をして森喜朗氏が第85代首相として就任しました。 

また、2000年問題と呼ばれる、コンピュータが誤作動する可能性が指摘された問題に対して、
企業は急速な対応を求められていました。 

世界の代表的な動きとしては、現在のロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏が初めて就任した年でした。

また、シドニーオリンピックが開催され女子マラソンの高橋尚子選手が
金メダルを獲得し、その際に発言した「すごく楽しい42キロでした」は流行語大賞に選ばれました。

2006年~2013年小学校入学

2006年、小学校入学のころ、国勢調査に基づいた日本の総人口数が
戦後は初めて前年を下回り、減少局面に入りました。

 2008年になるとアメリカ大統領選で史上初のアフリカ系アメリカ人であるバラク・オバマ氏が当選しました。

オバマ大統領が聴衆で繰り返し呼びかけていた「イエス・ウィー・キャン」は
小学生でもしっている有名なフレーズとなりました。

卒業のころになると、東京スカイツリーが開業し、世界一高いタワーとして、
各地から環境客が殺到しました。

また、我々の生活に欠かせないコミュニケーションツールの1つである「LINE」は
サービスを開始してわずか1年で6000万ユーザーを超えたのが2012年の出来事です。

2013年~2016年中学校時代

2013年に安倍政権の経済政策「アベノミクス」が始動し、景気回復ムードが高まりました。

また、1964年以降56年ぶりに夏季オリンピック開催地に「東京」が選ばれ、日本中に歓喜の声があがりました。

また、2016年になるとアメリカ大統領選でトランプ氏が勝利しました。

加えてイギリスがEU離脱を決定するなど、
世界的にみると大きな変化がたくさんある年でした。

この頃、日本のトレンドとしてはSNS関連のものが多くトレンドインしました。

SNSアップ用の写真を撮るために、様々な加工アプリが人気となり、
どこでもかわいい写真が撮れるようになりました。 

2016年~2019年高校時代

2016年以降もSNSやスマートフォンに関連したトレンドが多くみられます。

インスタグラムのストーリーズ機能が追加されたのもこの時期となり、
SNSの使い方が従来の「思い出」を発信する思考から
「日常」を発信する思考に移り変わったと言えるでしょう。

まとめ

このようにこれから入社してくる新入社員に時代を遡ると、
生まれた頃から常にインターネットに囲まれていたことが分かります。

また、2020年にはコロナとなり大学時代の半分以上が常にコロナと隣り合わせで、
人との付き合いが極端に減ったことが容易に予想できます。

新入社員を一括りにまとめて考えるのは良くないですが、彼らを知るための手段として、
彼らがどういうものに囲まれて、どういうものに興味を持ってきたのかを知ることも大事です。

ぜひこの記事を読んで新入社員を知るきっかけに1つにしてみてください。

 

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