ヒップスターゲート

あゝ人材教育!3分ななめ読み

新入社員に伝えておきたい本気の話。

2015.09.03

図3 突然ですが、新入社員の皆さんは1年後、どのように成長していたいですか? 「大型案件を受注して、月間の営業成績トップをとりたい!」 「システム関連の知識を人一倍身に付けて、お客様から必要とされたい!」 「後輩が憧れるような、仕事のデキる素敵な先輩になりたい!」 など、未来に対する想いは人それぞれだと思います。 しかし、一社会人の先輩として、この『1年』という間が、ビジネスの世界ではあっという間であることをぜひお伝えしたいです。 1年後にあの頃(現在)を思い出すと・・・ 「教えてもらった業務を実践できた。仕事って楽しい!」 「同期のあの子に勝てなかった。悔しい!」 「周囲のメンバーに支えられて達成できた。嬉しい!」 というように、様々な感情があったことを思い起こすのではないでしょうか。 とはいえ、「楽しい」「嬉しい」といった感情ならともかく、現場で「悔しい」「悲しい」「辛い」などの負の感情ばかりでは気持ちが落ちてしまいますよね。そこで、今回は、1年目の現場配属後に最大限のパフォーマンスを発揮するために、その準備段階である『研修期間中』に気を付けるべき“意識と行動”について、ご紹介したいと思います。 【研修に対する意識と行動】 Aさんの研修中の意識 「気を抜かずに、しっかりと学ぼう!」 Aさんの現場での行動 「あ、研修で学んだことが活かせた!」 Bさんの研修中の意識 「まだ研修だし、現場に行った後に頑張ればいいや」 Bさんの現場での行動 「あれ、できない(研修で学んだことを忘れている)」 AさんとBさんの違いは分かりますか? Aさんは研修中も“本気”で取り組んでいたため、現場に出ても学んだことが意識として残っています。 一方、Bさんは研修中“手を抜いて”も大丈夫という意識があったので、学んだことが頭に残っていないのです。 この例から私がお伝えしたいのは、たとえ研修という「練習の場」であったとしても、それを現場という「本番」にみたてて“本気”で取り組むことが大切だということです。

なぜなら、練習は“意識的”にできる場であったとしても、本番はそのほとんどが“無意識的”に行われているからです。

学んだことが無意識でできるようにならなければ、真の意味で『できた!』とはならないのではないでしょうか。 会社は皆さんのために「意識的に」「練習できる」環境を作っているのです。 この環境を無に帰すような考え方は、あまりに失礼なことだと思いませんか? 本番で最大限の力を発揮するためには、練習も本気でぶつかることが大切です。 きっと、あなたの本気は周りにも良い影響を与えます。 本気で取り組むあなたの姿を見れば、上司や先輩は安心して仕事を任すことができるでしょう。後輩に対しても、自信を持ってアドバイスできるようになります。 気づいたら会社全体の雰囲気が活気づいた!なんてことも起こるかもしれませんね。 新入社員の皆さん、1年後に自分が先輩になることを想像して、どんな場面でもぜひ本気でぶつかってみては‼  

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