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3分で読める人材教育の話

人事教育担当者が知っておきたいVO+PDCAのコト

2016.04.28

● PDCAの前に必要なビジョン

人材育成にこれが決定打という特効薬はなかなかありません。それゆえに、計画を立てることがとても重要です。
日本企業は、「品質」や「環境」などのISO認証を通して、PDCAサイクルでマネジメントシステムを構築することを学んできました。教育を管理する場面でも、このPDCAの管理サイクルを回していくことは重要です。では、実際に各論に入っていく前に、このPDCAを整理したいと思います。

PDCAを金科玉条のように回すことだけを考えていると、宇宙空間にたくさんの星雲がばらまかれている如く“各自がバラバラにPDCAを回している”、そんな集合体になりかねません。経営をマネジメントするとき、このような状態ではいけません。
さて、現在普及しているPDCAは一般化の過程で簡略化したもので、国際規格では、PDCAの前に「V」と「O」がつきます。

● VO+PDCAを回そう

では、その「V」「O」とは何かを紹介します。
V : VISION(ビジョン、理想将来のあるべき姿を描いたもの。将来の見通し。)
O: ORGANING(組織づくり)

まず教育計画全体のビジョンを制定することが大切ということです。会社をいつまでに、どのようにしたいのか、これを明確にすることによって人材教育の方針が定まります。定まった方針に従って、次に必要なのがビジョン実現のための専門組織作りです。
いわゆる人事研修部門のことですが、この部門を置かずに人材教育のすべてを現場に割り振ると、結局、担当が曖昧なまま、教育計画そのものが頓挫する場合が多いのです。

それが決まれば、総論を構成する各論を吟味して、ビジョンに沿った効果を表すために研修を打っていくことになります。そして、個別にまたは研修単体のPDCAが回っていき、自律的に改善を継続していけばいいということです。

●大切なVISION

経営全体にも大切なことですが、一教育担当者もVISIONを持つ必要があります。これは経営者からの命令によるものとは限らず、自分たちで作り出していかなければならないものでもあります。古兵経営者が持つビジョンと、これからを生きていく若い世代が見通すビジョンは、明らかに違うはずです。自分たちで活躍していかなければいけない今後の会社人生を、与えられるものではなく自分たちで掴み作り上げる半世紀にしたいものです。

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