新しい年になり、今年こそ!と、思った人も多いと思います。
新しい目標を立て、今年はこうやって行こう、新しいことにチャレンジしようと。しかし、なかなか実現できない、あるいは続かないということを、多くの人は経験しているかと思います。自分を変えるということは、日々の生活を変えていく積重ねと一緒で、今のままだと今のままなのです。
実現できない、続けられない、どうしてそうなってしまうのか?
自分の思いや考え、あるいは意志に基づき日々を暮していくものだ!と多くの方はお考えではないのでしょうか。
いえいえ実は、大きな変化のない日常生活(環境)では、ある行動法則が働いており、私たちはそれに従って日々の生活を過ごしているのです。
そこで、代表的な3つの行動法則をご紹介します。
① 目前優先の行動法則
信念や考えていること(~しよう・~したい)ことより、目前のことの処理(行動)することを優先してしまう行動法則です。
例えば、目の前の書類を処理しよう仕掛けた際に「そうだ、アレを忘れていた!」とぱっと思いつくのですが、その瞬間に私はそもそも何しにこの部屋に来たのだろう?とか、、、。悲しいですが老いてくるとこの法則が強く働きます。
② わかっちゃいるけれど、やめられない行動法則
このようなことはしない・このことはやめようという思いや考えはあっても、やっぱり、やってしまう、やめられない行動法則です。身近な例では、食べ過ぎないようにしても、やっぱり食べてしまった、今日はお酒を飲まないと思っていても、誘われて飲んでしまった等。
③ 元どおりの行動法則
思い切って新しいことやいつもとは違うことにチャレンジして、ある程度はできたとしても、時間が経つとまた元どおりにしてしまう行動法則です。いわゆるリバウンドです。身近な例では、ダイエットやスポーツジム通い等。
このような法則に従った方が、日々の生活が楽にスムーズにやって行ける、あるいは都合の悪いことが起きないというのが理由です。行動法則に従わなかった場合では、嫌な思いやつらい思いが、起きるのも日常で働く行動法則なのです。
嫌な思いやつらい思いは、その行動を避けようとします。だからこそ、楽にスムーズにやって行ける方を選び、嫌な思いや辛い思いを避けるから、なかなか自分の生活を変えられないという状態を起します。つまり、なかなか自分を変えられないということが起きるのです。
日々の私たちは、外界から勝手にやって来る目前の刺激に反応し、行動法則に従って行動しています。これは、経験という言葉で理解できるのではないでしょうか。私たちは、うまくいった・いかなかった等々の経験から反応系を形成します。反応系はランダムには起きません。同じような刺激に出合うと経験した反応系で応じるのです。ちなみに、1卵性の双子や兄弟または親子であっても、それぞれ違う反応系を形成しそれぞれを生きていきます。
では?一体どうしたら、変えていけるのでしょうか?
それは、目の前の刺激がポイントになります。
とにかく、好い人(刺激を受ける人)・好い景色・好い映画・好い絵・好い本・・・好いと思う刺激にどんどん積極的に会いに行くことがポイントです。
様々な体験を通じて成功や失敗を繰り返す。そんな貴重な体験がやがて経験となって積重なっていく。
今年こそは自分磨きをされてみてはいかがでしょうか。
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