明確で分かりやすく話をする先輩が重要視しているスキルとは?
2016.02.15
ツイート会社で同僚や上司と話をしているとき、自分が言いたいことがうまく伝わっていないなぁと感じることありませんか?非常に明確で分かりやすく話をする先輩を見ると、何が違うのだろうと感じてしまうものです。
その違いにこそ、ビジネスで重要視されている論理思考力の基本があるのです。
論理思考力とは?
論理思考力というと特別で難しい能力だと思われがちですが、一言でいうと「物事をシンプルに多方向から考える力」です。仕事をしていると様々な状況や条件などが絡み合い、どう判断を下すべきかに悩む場面に出くわすものです。
例えば問題を解決する場面で、論理思考力が必要となります。
● 問題分析 → 難しいものをシンプルに誰にでも分かりやすく提示する
● 問題解決策 → 結論に至った考え方を明確に説明する
つまり、複雑に見えるかのような状況を整理し、分かりやすく可視化することが求められるのです。
論理思考は時間のロスをなくす
冒頭の問題に戻ってみましょう。
自分が言いたいことがうまく伝わっていないと、認識の違いが生まれてしまい、やり直しが生じます。そうなることで、もっと別の事に使えたはずの時間が失われてしまいます。
ビジネスでは時間は「お金」と同様であり非常に大切です。そこで、ミーティングの時間も無駄に長くとるのではなく、短期間で情報を明確に伝達し共有することで、生産的な時間となるのです。
論理思考力トレーニング法
論理思考力を身につけるのは、敢えて時間を作らなくても日常的に行うことが出来ます。
● 結論から話す → 物事の経過や流れから話すのではなく、まずは結論から話す癖をつけましょう。結論→理由(事実)→自分の考えの順で話すことが重要なのです。
● 箇条書きで話す → 「理由は3つあります。1つは~、2つ目は~、3つ目は~です」
上記のように伝える為には、話す前に分析する必要が生じます。それを繰り返すことで、自然と論理的に考える基礎トレーニングを行うことが出来るのです。
論理思考力は急に身につくものでなく、日頃の考え方の癖を変えていくことで身体に沁みついてくるものです。