研修環境と研修効果の関係性
2015.12.22
ツイート研修効果を高めるために必要な要素とは何でしょうか?
・講師のファシリテーション力
・効果的なプログラム設計
・テキスト内容の充実
などのソフト面について連想されるかと思いますが、
今回は、それ以上に重要視すべきハード面についてお伝えいたします。
例えば、
「適度な室温を確保できない研修室で集中して研修を受講できますか?」
「十分なスペースが確保できない研修室でロールプレイができますか?」
う~ん、、、とても難しいですよね、、、、。
研修をデザインするとは、研修環境(場)もデザインすることです。
従って、最適な研修環境の整備は研修効果の向上と密接な関係にあります。
ロールプレイングのような動きのある演習を長時間設定している場合、受講者の熱気によって研修室内の温度は予想以上に上昇します。
オブザーバーよりも、受講者は暑く感じているケースが大半です。
その為、事務局側のこまめな温度調節の配慮がポイントになってきます。
また、研修室内で昼食をとる場合、これも予想以上に匂いが気になりますので、
事前アナウンスにて外食の協力依頼等がポイントになります。
研修備品・機器類はどうでしょう。
「PCは確実に作動しますか?」
「プロジェクターはきちんと起動しますか?」
「スピーカーの音量は後方座席まで届きますか?」
講師をはじめ研修プログラムや研修教材は勿論ですが、研修環境にも意識を向けてみてはいかがでしょうか?
研修環境が与える研修効果への影響は計り知れないのですから。