オンライン研修と対面型研修の違いとは【おさらい】
2023.02.17
ツイート現在、ほとんどの企業がオンライン研修形式が主流になっています。
中には徐々に対面型の研修に戻している企業も出てきていますが、
ここ2,3年以内に研修担当になった方にとっては
オンライン研修が当たりまえのようになっているのではないでしょうか。
今回はオンライン研修と対面の研修の違いについて確認・おさらいをしていきます。
オンライン研修と対面研修とは
オンライン研修
オンライン研修は、講師と受講者がWEB会議システム(ZoomやGooglemeetingなど)を使用し、
オンライン・オンデマンド上で行う研修のことです。
インターネット環境やパソコン・スマートフォン、マイクなど最低限の準備を行えば
全国のどこからでも参加ができ、会場の準備や受講者の移動時間・費用などを
最小限に抑える頃ができます。
対面型研修
対面型研修(集合型研修)は、講師と受講者が同じ空間にいて対面で行う研修のことです。
受講者が同じ空間にいるからこそ、オンライン研修では難しい技術系の研修や
ビジネスマナー研修などで行われることが多いです。
オンライン研修と対面型研修の3つの違い
参加へのハードル
この2つの研修の大きな違いは参加のしやすさです。
先程も述べた通り、オンライン研修では最低限の受講環境が整っていれば
どこからでも受講者が参加することができます。
日々場所移動が多い職種の方でも、研修内容や時間によっては、
発言ができる場が近くにあれば移動の合間でも参加することができます。
対面型研修では会場に移動しなくてはいけなく、受講者に負荷がかかりやすくなります。
受講姿勢・環境
オンライン研修では、講師や担当者が受講者の様子を確認できるのは画面に映っている部分のみです。
そのため、受講者が研修に飽きてしまった場合、内職ができてしまったり、
職場や家庭環境により集中して参加できます。
その点、対面型研修では時間拘束して行っているからこそ、
外部からの情報を遮断することができ、集中して研修に挑むことができます。
また、講師も全体を把握することができるため、
受講者の様子を確認しながら臨機応変にタイムスケジュールを変更して進めることができます。
受講者同士・講師の関係性
オンライン研修でもグループディスカッションを行ったりと交流することはできますが、
画面上での交流のため、意見交換が上手くできず人間関係が発展しにくくなります。
また、講師に対して質問があったとしても対面に比べて聞きづらさがでてきます。
チャットを活用することも可能ですが、複数のメッセージに紛れてしまったりするケースもあります。
対面型研修では、チームを組んで作業を行うワークを行うこともできるため、
受講者同士の距離感が近くなり、活発的に交流することができます。
まとめ
今回はオンライン研修と対面型研修の違いについておさらいを行いました。
どちらの研修もメリット・デメリットはあるため、一概にこの形式が良いとは言えません。
研修内容や受講者の業務などを確認し、どちらの形式が適切か考えて、研修設計を行っていきましょう。