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リモートワークで不足しがちな“話す“ことがもたらすカタルシス効果

2021.01.14

新型コロナウィルスの影響による緊急事態宣言が再発令しました。今回の発令を機に、再びリモートワーク時間が増えた方も多いのではないでしょうか。

リモートワークでの業務は“人と話す”時間が減ります。必要最低限の業務上のコミュニケーションのみにとどまり、時には仕事中に誰とも話をすることがなかった等ということもあるかもしれません。

“話す”時間の減少は、誰にも気を遣わずに気楽に過ごせると感じる方もいるでしょう。しかし一方で、コロナ禍の不安定な状況下でストレスを感じる方が急増する中、“話す”時間の減少もストレスを溜めてしまう要因の一つとなっていると考えられます。

本コラムでは、人と“話す”ことがもたらすカタルシス効果について紹介をします。
リモートワーク勤務はその効果の恩恵を受けることが減っているということを理解し、心の健康管理に役立てましょう。

カタルシス効果とは

カタルシスとは、もともとはギリシア語で「浄化」を意味する言葉です。
カタルシス効果とは、“心の中にある不安・不快な感情などを、言語や行動で解放(浄化)することがで気持ちが軽くなる効果”のことです。
このカタルシス効果がもたらす好影響は、カウンセラーやコーチ等、人の話を聴く専門職の方がいることからも理解できます。

人は不安・不快な感情を無意識に心の奥にしまおうとしがちです。意識をすることで、不安・不快の感情に囚われたり、契機となった辛い経験を思い出すことを避けるようにするためです。しかし、その無意識下におさえこんでいる感情は、ストレスとなり心身の健康に影響を及ぼしてしまうことがあります。

不安・不快な感情を自由な言葉で表現すると、その感情が解消され安堵・安心感を得られることができます。わかりやすい例で言えば、気心の知れている友人と“愚痴”を話すことでもモヤモヤした気持ちが晴れるということがあるでしょう。

リモートワーク勤務により、「この程度なら我慢すればよいか」「この程度の不安は、人に聞いてもらうほどのものではないから、自分でなんとかしなければ…」と小さな不安・不快な感情を押し込め続けてしまい、急に心身に健康が出てしまうケースがみられるようです。

“話す”ことの効用は他にも

“話す”ことは、カタルシス効果以外にも好影響があります。 

自分の状態に気づく

自覚していなかったストレスや不安な感情への気づきがあるのはもちろんのこと、“仕事で結果が出てとても嬉しい”というようなポジティブな感情・自分が良い状態ということの気づきの一端にもなります。

自己理解が進む

“話す”という他人への自己開示を行うで、気づかない自分(自分にはよくわからない・見えていないが、他人は知っている自分)を知ることができます。
(ジョハリの窓の参考記事はこちらから→ https://hipstergate.jp/column/positive_feedback/

 

今までは普通に行っていた“話す”ということには、人々のストレス解消・心の安定に影響があったということ、そして今はその機会が減っているということを理解しておきましょう。

心身の不調を感じる…という時には、人と“話す”こと、オンラインや電話でもできるこのクスリを用いても良いのではないでしょうか。

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