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INTERVIEW01/Yumiko Iwasaki/Yukiko Hidaka

Yumiko Iwasaki/Yukiko Hidaka

株式会社ランクアップ ロゴ株式会社ランクアップ

岩崎裕美子代表取締役
日高由紀子取締役 統括部長

研修は会社の本気度と理念を語り継いでいく大事な機会

女性が働きやすい会社を作るべく起業し、こだわりの化粧品で売上を伸ばし、順調に成長してきたランクアップ。しかし、創業者である岩崎氏・日高氏の思いとは裏腹に、社員たちとの間に壁が生じていた時期があったという。そこからどのように状況を改善し、一人ひとりが生き生きと働ける環境を作ったのか。ビジネスゲーム「Do★Do★Do」導入の経緯や、人材教育への思いと併せて伺った。

社員を大事にしたい思いとは裏腹に

まず御社の事業内容について教えてください

岩崎:自社ブランドの化粧品「マナラ」の開発・販売を行っています。安心して使用できることはもちろん、「女性を若々しく元気に」をコンセプトに掲げ、「肌が変わった」「乾燥しなくなった」「明るくなった」など、肌の変化を実感できることにこだわった製品開発を心掛けています。多くの方に支持していただき、お客様は累計で100万人を超えました。

どのような経緯で創業したのでしょうか?

岩崎:私と日高は、元々ベンチャーの広告代理店で営業をしていました。私は取締役営業本部長として売上を出すために、毎日夜中まで働いていましたね。営業担当は女性ばかりだったのですが、みんな2年くらいで辞めてしまうんです。将来、結婚も出産もしたい。そう考えると、夜中まで働くのは難しいからです。このままでは会社の継続的な成長は難しいと思い、それまでのテレアポをレスポンス広告に変えて、残業を減らす仕組みを作りましょうと社長に提案しました。けれど、「それでは売上が落ちるのではないか」と。私もすぐに成果を出すことはできませんし、結局実現しませんでした。そこで、女性が働きやすい環境を自分たちで作ろうと、日高とランクアップを立ち上げたのです。

起業に込めた「女性が働きやすい環境」はすぐに実現できたのですか?

日高:もちろん、社員は大事にしていました。残業もほとんどなく、ノルマもないですし、給料も安くない。福利厚生にも力を入れていたのですが、なぜか社内の雰囲気が暗くて社員のモチベーションが上がらないんです。

岩崎:私たちは営業出身ということもあり、社員にミッションやビジョンなどの理念教育を一切しなかったのです。「これをやって」と指示するだけで、大事なことは私と日高が決めるというトップダウン経営が7年くらい続いていました。

日高:当社は売上目標もなかったんです。数値目標があると、達成のためにお客様に押し売りをしたり、自分たちが納得できない化粧品を作ったりしてしまう気がしたので設けていなかったのですが、その思いを社員に説明していませんでした。ですので社員は目標が持てませんし、常にやらされている感があったと思います。

社員たちが生き生きと輝き始めた瞬間

そこからどのように会社を変えていったのでしょうか?

岩崎:ある社員が体調不良で倒れてしまったんです。目標が見えないし風通しも良くないので、ストレスが溜まっていたんだと思います。そこで、仕事の成果が数値で分かるように、売上目標を掲げることにしたんです。初年度は30億円の目標に対し、結果は31億円でした。
でも、まだ社内は暗いんです。それは評価制度も理念研修もできていなかったから。そこで、社員たちの価値観を統一させる二泊三日の研修を受講しました。前半は自分たちの強みや弱みを、後半は会社のためにそれぞれ何ができるかを話し合いました。その後半で、「私は会社に認められていないから考えられない」と泣き出す社員がいたんです。認められないことの辛さが初めて理解できました。

日高:社員研修後は社員の心がオープンになって、気持ちを素直に出してくるようになりました。
それまで私たちは、社員一人ひとりの個性を潰していたんです。でも、皆すごく才能があることに気づいて、今は何でも任せられますね。

岩崎:人事コンサルタントに相談して、評価制度も作ることにしました。昇給が一律だとやりがいもないし、認められないという意識も払しょくできませんから。そうしているうちに、評価制度の前に、自分たちの価値観を社員に発表した方がいい、と助言してくれた方がいました。考えたら私たちは挑戦が好きなのに、社員に伝えたことがなくて、安定型の会社になっていたんです。

岩崎:会社の歴史発表会もしましたね。どういう経緯で起業して、どんな思いで研修をして、評価制度を作ろうとしているか。全て話したら社員たちは理解してくれました。そこで、改めて挑戦をテーマに掲げて、新卒採用やコールセンターの移管など新しいことに取り組んだんです。社員たちも目に見えて生き生きするようになりました。

社員研修は継続的に行ってこそ学びがある

Do★Do★Doはどのような経緯で導入したのでしょう?

日高:信頼できる方から「すごく良かったので」と紹介されたのが一つ。後は、自分一人で何かを考えるのではなく、チームで仕事を疑似体験できる実践型なプログラムだからです。実践型でないと自分の中に落とし込めませんから。

岩崎:仕事はスピードが大事です。頭で考えるだけだとどうしても遅くなりますし、机上の理論になりかねません。Do★Do★Doは、スピード感と実行が求められる実践型なのがいいですね。

日高:実際は役職者ではない人が、その立場に立ってやりがいや大変さを体験できるのもいいところです。普段はなかなか見えなかったリーダーシップを発揮した社員もいました。“実行”というキーワードも当社にぴったりなんです。私たちは、自ら実行できる人があるべき人材像だと掲げていますから。

実際に受講した新入社員たちに変化はありましたか?

岩崎:仕事に対する意欲がものすごく上がったようです。同期の中で一位になりたい、という気持ちも発揮できるので、すごく刺激を受けたみたいですよ。これからの仕事の楽しみが広がったと思います。

ありがとうございました。最後に改めて、研修の大事さについて教えてください

岩崎:研修はその場限りしか成果がない、という声を聞いたことがありますが、私はそうは思いません。一回で一生分の成果を期待するのではなく、継続的に行うことで学びや気付きがありますし、会社の本気度も伝わるはずです。また、何のために会社があるのか、伝える機会がないと、社員たちはミッションを忘れてしまいます。私たちは9期に理念研修をよく行っていたので、10期にはほぼしませんでした。すると、驚くほど企業サーベイが落ちたんです。会社の理念や目的は常に語り継いで、ケアしていくべきなのだと気づきました。研修は、その大事な機会ですね。

岩崎裕美子(いわさき・ゆみこ)

1968生まれ。15年間広告代理店に勤務し、多くの化粧品会社を担当する。1997年から8年間は取締役営業本部長として活躍。その後一念発起し、通信販売会社の化粧品会社を設立する。自らの化粧品ブランド「マナラ」は、年齢に悩む女性に大きな評価を得、口コミで全国に広がっている。

日高由紀子(ひだか・ゆきこ)

1976年生まれ。出版社、広告代理店の営業を経て岩崎社長とともにランクアップを設立する。設立当初から、宣伝部、カスタマーサポート部、製品開発部、システム部など、多くの部署の部長を兼任。また、現在は人事面にも力を入れ、新卒採用、理念浸透プログラム、人事評価制度の責任者として活動中。

※会社名、所属部署、役職は、インタビュー当時のものです。

株式会社ランクアップ

東京都中央区銀座 3-10-7 銀座東和ビル 7F https://www.manara.jp/

2005 年設立。累計 100 万人が使用する自社ブランド「マナラ化粧品」の開発・販売を行っている。企業理念に掲げている「日本中の女性が幸せに生きる社会をつくる」という目標に向かって事業展開中。

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