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2017年度新入社員労働に関する意識調査

2017年度新入社員労働に関する意識調査

2017年度新入社員1525名を対象に意識調査を実施いたしました。近年の新入社員は学習指導要領や社会環境が目まぐるしく変化するなかで成長をしてきました。よって職場での新入社員との関わり方は年ごとの試行錯誤となっているのが現状です。その一例として1990年代後半からのネット社会へのドラスティックな変移は、現在、各職場でリーダーとして活躍している世代と新入社員との間にコミュニケーションの溝を作り出しています。企業の永続的な経済性の追求を果たすために、人材育成、とりわけ新入社員教育は質の高さが求められます。当意識調査では、講師陣にも新入社員の「強み」「弱み」をヒアリングしています。人材育成の手助けになれば幸いです。

調査概要

◆受講者に対するアンケートの実施

【調査名称】2017年度新入社員 労働に関する意識調査

【調査対象者】2017年度新入社員 1525名(弊社実施研修プログラム受講者)

【調査期間】2017年4月4日〜5月12日

Q1 会社の先輩や上司に何を期待しますか?

2017年調査結果は、「仕事以外の話もできる雰囲気」36%、「マナーや仕事の進め方の基本スキルを教えて欲しい」32%、その他は20%を下回り、上位2つの回答合計が過半数を占めた。昨年、突出していた「仕事以外の話もできる雰囲気」が、「マナーや仕事の進め方」に振り分けられた格好。これは2014年度および2015年度の傾向に戻っており、昨年の回答が特徴的であったことがわかる。

Q2 働くうえで重要だと感じていることはなんですか?

「周囲との良好な人間関係」が42%と多数の回答を集め、昨年同様に、働く環境を重視する傾向にある。自身を含めた職場の雰囲気の良し悪しが、仕事への取組み意欲や成果に影響を与えると考えていることが分かる。以下、「仕事がこなせる能力」37%、「仕事と私生活の両立」15%となっており、その他の数値も大きな変化は見られない。

Q3 仕事をする上でモチベーションとなる事柄はなんですか?

昨年と比較し、数値を下げたのは「自己実現」のみで31%と5%減、その他の選択肢はすべて数値が増加しており、「自己実現」の回答が振り分けられたことになる。「給与、昇給、昇格」は、調査を開始した2014年度から増加傾向にあったが、今年は19%と「職場での人間関係」を逆転して3位回答となった。調査対象者の現実的な価値観を表すと同時に、自身の能力を高く見積もる傾向が垣間見られる。

Q4 指示を受けた仕事で不明点があった際はどうしますか?

仕事の進め方のとらえ方、主体性、ストレス耐性や責任感などが分かる設問だが、「指示者への確認」35%、「周囲への確認」31%、「調べて進め方を考える」23%に回答が集中する傾向は昨年と変わらない。ただし、「調べて進め方を考える」とする回答が調査開始以来はじめて23%台となった。2014年度以降24%後半を維持していたものであり、思考力や主体性の変化の兆しととらえることもできる。

Q5 あなたは先輩や上司から何を期待されていると思いますか?

20%を超える回答は3つ。「不明点はすぐに聞き進める」28%、「先輩を手伝い仕事を覚える」26%、「周囲を見て気配り」23%。短期的、対策的な期待値を想定しての回答に集中し、新入社員の立場をどのように認識しているかが見て取れる。なお、「知識習得」と「仕事を完遂」は昨年と順位の逆転があるが、調査年ごとに順位は入れ替わっており、何らかの傾向や兆しとはとらえがたい。

Q6 将来、海外で働きたいですか?

2017年度の調査結果は、「スキルが身についたら」46%、「短期間なら」21%、「すぐにでも」12%と、働きたいとする回答の総計は79%となり、昨年の85%を6%下回った。海外での仕事について、興味はあるが現状ではチャレンジングだとする若者の認識が伺われる。

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