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百歳を越えた長寿の人たちから、○○を学ぶ

私たちはどうして、老化していくのでしょうか。「歳のせい?」。体の老化は防げないものです。しかし、昨今の「百歳以上の人たち」の研究から、思いも及ばないことがわかってきました。(※百歳以上の人はセンテナリアンと呼ばれています。)実に驚くべき生物的進化の上、センテナリアンに成り得たことが、わかってきました。

学ぶこと-1(慢性炎症が低い)

セテナリアンの人たちと一般高齢者の違いを、様々の方向で検討されました。大きな違いがみられた項目は、「炎症」という項目でした。炎症には「急性炎症」と「慢性炎症」があります。

急性炎症は、バイ菌や外傷などで、組織ダメージを一定期間で治癒します。慢性炎症は、細胞自身のプログラム死(細胞の入れ替えのため)や免疫応答の低下による全身炎症などです。慢性炎症値が上昇すると、生活習慣病を引き起こすことは、よく知られています。

セテナリアンの人たちは、一般高齢者と比べ慢性炎症値が、極めて低かったのです。

簡易的に、慢性炎症を知ることができます。健康診断なりの採血検査で「CPK」という項目があります。酵素の一種で、筋肉細胞に最も多く含まれています。脳や脊髄、心臓、骨格筋にもあります。つまり細胞が壊れる(炎症)度合を診る検査値です。異常は1.00以上、要注意は0.31~0.99、正常は0.3以下です。

学ぶこと-2(土地に合った食事)

セテナリアンの人たちの食事は、どういうものを食しているのでしょうか。結論は、特定のものを食していませんでした。種類は多いのですが、小食でした。

地中海食なり日本食なりは長寿食と知られています。しかし、その土地で生まれたもの。その土地に住み、その土地の食を食べる。

長い時間を掛け育まれた食は、その土地の食に合うよう、腸内環境を整えます。腸内環境は、栄養供給や免疫を整えます。日本食の特徴は、米、魚、大豆、根菜類、海藻類などを、うまく組み合わせています。

学ぶこと-3(微小循環の発達)

セテナリアンの人たちの大きな特徴として、一般高齢者の人たちより身体活動が多い生活をしていました。そして生理学的に、極めて優れた「微小循環」の発達させていましたことがわかってきました。

微小循環は、見に見えないほどの毛細血管網です。この血管網は、細胞に栄養や酸素を運ぶ働きがあります。一方で、組織内の細胞のカス(慢性炎症物質)を老廃物として排出するという働きがあります。

セテナリアンの人たちの優れた微小循環網。このことは、身体活動量を多い生活から、血流や代謝が好い体に発達させていたことになります、つまり、セテナリアンの人たちは微小循環を発達させ、老化スピードを遅らせていました。

学ぶこと-4(長寿の遺伝子)

セテナリアンの人たちのDNAを調べた結果、得意的な遺伝子群の発現が発見されました。この遺伝子群は、ストレス受けた時に働いて、満足感を得る行動を誘発させ「満足した」「安心した」とのストレスを和らげる役割があります。

満足感には、「快楽的自己満足感」と「生きがい型満足感」があります。「快楽的自己満足感」は「ついつい食べてしまう」「買い物で発散させる」等です。一方、「生きがい型満足感」は人に好い影響を与え続けたときに得られる満足感です。人のため、社会のために役だった時に、感じられる満足感です。

人類は社会的な集団生活を行い生き延びることができました。つまり、快楽的自己満足感も大切ですが、人間の脳や神経網は社会とのつながり、お互いに助け合うよう生物学的にプログラムされてきたことを示しています

学ぶこと-5(こころの特徴)

こころの持ちようで、健康に強い影響を与えることは知られています。

「快楽的自己満足」は欲を満たすことで、返って慢性炎症を上昇させ、老化スピードを上げてしまいます。一方、セテナリアンの人たちは、「生きがい型満足感」を持つことで、慢性炎症を抑え、老化スピードを抑えていることがわかってきました。

つまり、セテナリアンの人たちは、生理・心理学的にも、新たな能力を発達させて、セテナリアンに成り得たと言えます。
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学ぶこと-6(老年的超越)

セテナリアンの人たちは、「老年的超越」という心境に達しているそうです。この「老年的超越心」とは、こころ豊かになり、生きがいの感情が上がり、幸せが得られる境地と言われています。

昨今、「プロダクティング エイジングという考え方が、勧められています。歳をとっても健康のまま活動し、社会に貢献し続ける「生涯現役」という考え方です。

セテナリアンの人たちから学びました。食事は種類を多く摂り、小食で。こまめに動き回り、生活活動量の多い生活。そして、自分の財産的所有や「快楽的自己満足」のために生きることなく、人のため社会のために役に立てる「こころの持ち方」に心掛ける。

みなさん、長生きして「老年的超越」の境地に達しませんか!!

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太田博之
Editor
ライフスタイル研究所 代表取締役
太田博之(おおた・ひろゆき)
太田博之(おおた・ひろゆき) プロフィール >
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