業務中や雑談、友人との会話の中で、「あ、この人の話し方○○のクセがある」なんて思ったことはありませんか。中には、クセが強い方と会話するとその「クセ」が気になって会話に集中できないこともしばしば…。
ちなみに私はよく話しているうちに自身の顎付近に手を持っていきがち、話すときに「○○なんですけども。」と言っている自覚があります。言い切るのが苦手で、直さないとと思いつつ直せてないです…。
もしかするとあなた自身も気が付いていないうちに「クセ」がでているかもしれません。
無意識のうちに出ているクセで相手に伝えたいことが上手く伝わらないケースや時には不快にさせている可能性もありえるものです。
クセには行動やしぐさと話し方の2つのパターンがあり、中には心理的要素から出てしまうものあります。
今回は相手に不快感を与えてしまう可能性がある、クセを紹介します。
無意識のクセ① 行動・しぐさ
・タイピングや引き出しの開け閉めの音が大きい
仕事に集中している時や電話をしている時に隣の人の物音は気になりますよね。そのときに物音が大きくて気が散ってしまい、重要な話を逃してしまうかもしれません。
・舌打ちや独り言
忙しくになるにつれて舌打ちや独り言をつぶやくなんてことしていませんか。自身がよくても周囲にとっては不快な気持ちやモチベーションを下げてしまうなんてこともありえます。
・顔まわりをよく触る
話している最中に自身の顔のパーツを触れている場合、不安や緊張などの気持ちの表れだと言われています。触れている場所によってその時の心理状況が異なります。
無意識のクセ① 話し方
・相手に被せるように話す
インプットの法則によるものと言われています。何かが脳に入ってくると、刺激を受けて自分の中から自分の語りたいことが湧き出てくる現象です。相手も自身も気持ちが良い人間関係を保つ上では、思慮が足りずコミュニケーション力がないように感じられます。
・何かとネガティブ思考になる
自分に自信がない人やビジョンを描くときにリスクの点に目が行きがちな人に見られる傾向があります。
・抑揚がない、一本調子
抑揚がない人は感情表現が苦手な傾向があります。一生懸命話しても相手に気持ちが伝わりにくく、興味関心も引きにくくなってしまいます。
また、中には自身の感情を相手に読まれたくないということもありえます。
自分の話し方のクセに気づく方法ここまでであげてきたクセは自身ではなかなか気が付けないものです。人に指摘されて気が付くことがほとんどでしょう。
そのためまずは、周囲に「私のクセある?」や「嫌な思いさせていないか」といった声掛けをして、クセを認識する方法、もしくは業務中の電話対応や打ち合わせの状況など録画してみて自身で把握する方法があります。録画の場合、口の動きや表情など目で見ることができるため、具体的な改善点が見えてくるでしょう。
まとめ
ここまで読んでみて、いかがだったでしょうか。もしかしたら自身で思っているよりも多くのクセがでているかもしれません。
今回、クセをあまり良いものではないように書いていますが、全てが全て悪いものではありません。一つの個性として捉えても良いものですし、何一つクセがないなんて人はいません。
ですので、無理に改善しようとする必要はありません。意識をしすぎて上手く話せなくなったり、表情が硬くなってしまい、コミュニケーションが上手くとれなくなることも考えられます。ですが、相手を不快にさせてしまうようなクセは少し意識を持っておくのが良いでしょう。少し気を付けるだけでも人からの見え方は十分変わるものですので、長期的に良くないと思ったクセを改善していきましょう。
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