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仕事の合間にほっと息抜きコラム

感謝の言葉は自分と相手を幸せにする

2022.12.02

感謝の言葉が持つ強力なパワー

人材育成において、褒めると叱るは研修でもよく取り上げられるテーマですが、
「ありがとう」という感謝の言葉が持つ強力なパワーについて学ぶ機会はそう多くありません。

相手への感謝の気持ちを言葉にすることで、感謝された側は嬉しい気持ちになるだけでなく、
実は感謝を伝えた側にも良いことがたくさん起こるです。

今回は感謝の行為が具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

感謝を伝えられた側のメリット

人間関係が良くなる

感謝は人間関係を良好なものにしてくれます。
基本的に感謝をされて嫌な気持ちになる人はいません。
もし嫌な気持ちになるとすれば、極端に自己肯定感が低く、
自分の存在価値を素直に認めてあげられないメンタル状態の時くらいでしょう。

例えばビジネスにおいて人間関係が円滑になれば、
仕事は非常にやりやすく、また楽しいものに変わっていきます。
感謝の言葉が飛び交う職場は、雰囲気も良く、仕事の生産性も高まっていくでしょう。

健康になる

感謝されることによって生み出されるポジティブな感情は、
心を温かくするだけでなく、その人を健康にしてくれる効果があります。

私たち人間の体は感情に大きく左右されるものです。
プラスの精神状態を保持することは、ホルモンバランスの改善にも繋がりますし、
IgAと呼ばれる抗体が増加し、体の免疫機能も高まるのです。

感謝の気持ちが伝染する

自分が感謝される側になると、自然と相手に対しても感謝の気持ちを持てます。
周囲の人間に優しい気持ちになり、感謝の言葉を表現するようになります。
感謝する気持ち、行為は伝染しやすいもので、普段からありがとうを伝えている人の周りには、
同じように感謝の言葉を発する人ばかりが集まるようになります。

感謝を伝える側のメリット

相手の長所や良いところに気がつけるようになる

人間はどうしても良い面より悪い面にばかり目についてしまいます。
しかし、感謝の気持ちを伝えたいと思ったならば、
相手の長所や良いところに意識を向けることが必要不可欠です。

普段から感謝の気持ちを持って、相手に接することで、
人の見方を減点主義から加点主義へと変えていくことができます。 

人に優しくなれる

人に感謝する言葉を伝えられるようになると、自分も嬉しい気持ちになるものです。
なぜなら怒り顔のまま「ありがとう」を伝える人はいません。
感謝の言葉は笑顔とともに伝えるのがワンセット。

嘘偽りの感謝では、心からの笑顔は作れません。
笑顔は自分が嬉しい気持ちになって初めて自然と出てくるものだからです。

嬉しい気持ちでいる時には、周りで困っている人がいれば、
手助けをしてあげる余裕も出てきますので、
人に対してとても優しく接することができるようになります。

感謝の言葉を伝え合おう

どんなに感謝の気持ちを持っていたとしても、
それは言葉にしなければ、相手には一切伝わりません。
笑顔で相手に「ありがとう」と言葉で気持ちを伝えるようにしましょう。

当たり前の話ではありますが、感謝は嬉しい気持ちになった時、
速やかに相手に伝えるようにしましょう。

A:「そういえば、あの時の○○について助かったよ。ありがとう!」
B:「○○の件、今すごく困ってたところだから助かったよ。ありがとう!」

ビジネスシーンでは、Aパターンのように思い出したように伝えるケースもよく見かけますが、
これはどうしても仕事が忙しい時や、すぐに言えない事情がある時に限られます。

せっかく何かをしてもらったのであれば、そのタイミングを逃さず、
すぐその場で感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

感謝を伝えられる側からすれば、いまさら?と感じますし、
その場で感謝されなかったモヤモヤ感を生んでしまうことになります。

感謝の言葉を直接伝えることが恥ずかしい場合には、
メッセージカードやプレゼントを用意するのも一興です。

プレゼントは高価なものだと逆に相手が気を遣ってしまうことになるので、
ちょっとしたお菓子などが無難でしょう。

そのプレゼントにメッセージカードを添えて渡せば、
あなたの感謝の気持ちは確実に相手に届きます。

こうした感謝を伝え合う文化や習慣は、一日でできあがるものではありません。
まずは周囲の人間の良いところに目を向けて、一日に一回は感謝を伝えましょう。
そうして意識的に感謝の言葉を使っていくことで、
いつしか自然と無意識に感謝できるようになっていきます。

そして、その頃にはあなたの周りにはあなたと同じように、
感謝を伝えることが当たり前の人間ばかりが集まってきていることでしょう。

最後にあなたに感謝を言わせてください。
この記事を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

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